アイコン 追報:タカタ(株)、タカタサービス(株)(東京) タカタ九州(株)(佐賀)/民事再生手続き開始

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既報。エアバック爆発死亡事故問題のタカタ(株)(東京都品川区東品川2-3-14、本店登記:東京都港区赤坂2-12-31、代表:高田重久)と関連のタカタ九州(株)(佐賀県多久市東多久町別府2195-4、有田製造所:佐賀県西松浦郡有田町上本乙468−1)ならびにタカタサービス(株)(東京都港区)は6月28日、6月28日に東京地裁より民事再生手続き開始決定を受けた。

負債額はタカタ(株)が約1826億円、タカタ九州が約47億円、タカタサービス(株)が約2億円、3社合計で約1876億円(海外関係法人は別途)。タカタの負債額はそれに各自動車メーカーが抱えている未清算のリコール費用等含めると1兆円超。

再生債権の届け出期限は平成29年8月25日までで、債権の一般調査期間は平成29年11月6日から平成29年11月13日まで。

再生計画案の提出期限は平成29年11月27日までとなっている。

 

追報:タカタ(株)、タカタ九州(株)(佐賀)、タカタサービス(株)(東京)/民事再生申請

タカタ(株)は自動車安全装置メーカー。自動車安全装置では、スウェーデンのオートリブ社に次ぐ世界第2位のメーカーとして、シートベルト、エアバッグ、チャイルドシート、ステアリングホイール等を製造・開発。シートベルトはほぼすべての自動車メーカーに標準品として採用され、世界市場では米TRW社・オートリブ社とシェアを争い、ステアリング製品分野でも世界トップクラスの地位を誇っていた。

しかし、周知のとおり、米国でエアバッグの破裂問題から、世界で5千万台(エアバッグ1億個以上)ともされるリコールの実施を余儀なくされ、自力再生はできず、スポンサーも出てきたことから、今回の申請となった。

海外子会社のTKホールディングスなど計12社も6月25日(米国東部時間)に米国デラウェア州連邦破産裁判所へ米国連邦破産法第11条(日本の民事再生)を申請している。負債は12社合計で17億3961万3327米ドル(約1937億円。

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[ 2017年6月29日 ]

 

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