アイコン 米軍ヘリCH-53 不時着炎上 沖縄北部訓練場そばの民有地 諸元・スペック

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米海兵隊普天間基地所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが11日午後5時20分ごろ、米軍北部訓練場に近い沖縄県東村高江の車地区の牧草地に不時着し炎上、機体は大破した。乗員は脱出して全員無事だった。
米軍とともに地元国頭地区行政事務組合消防本部の消防隊も消火活動に当たり、約3時間後の午後8時17分に鎮火を確認した。
在沖米海兵隊は「訓練飛行中に出火したため、緊急着陸した」と発表した。
不時着・炎上現場は、県道70号に近い民間地、最も近い民家から約200メートルの距離だった。

なお、2004年8月の沖縄国際大学校舎への接触墜落事故により、問題となった米軍による現場封鎖につき、その後地位協定が変更され、現場が民有地の場合は、米軍と共同して現場の管理が行えるようになり、今回、初めて米軍とともに地元消防隊や警察が消火活動などにあたった。

<CH-53型機の日本での事故>
1988年6月25日、佐田岬半島米軍ヘリ墜落事故は、岩国基地発普天間基地行のアメリカ海兵隊所属のCH-53が、訓練飛行中、愛媛県の佐田岬半島の伊方原発近くに墜落した航空事故、濃霧が原因と見られ搭乗7人全員死亡。

2004年8月13日、米海兵隊普天間基地所属の大型輸送ヘリコプターCH-53Dが訓練中にコントロールを失い、沖縄国際大学1号館校舎北側に接触、墜落、炎上、搭乗者2名負傷。

 

CH-53 スタリオン・愛称:種馬
諸元・スペックなど
製造会社:シコルスキー・エアクラフト
運用開始:1966年
生産機数:409機(派生型含)
導入国:アメリカ・ドイツ・イスラエルなど
利用目的:兵員輸送用、重量物運搬用
乗員:2名
兵員輸送能力:37名
全長:88ft 6in(26.97m)
主回転翼直径:72ft 2.7in(22.01m)(6枚ローター)
全高:24ft 11in(7.6m)
発動機:ゼネラル・エレクトリック製 T64-GE-413 ターボシャフト×2 各3,925shp
全幅(回転翼含む):28ft 4in(8.64m)
全幅(胴体):15ft 6in(4.7m)
空虚重量:23,628lb(10.740t)
最大全備重量:33,500lb(15.227t)
最大離陸重量(内部積載):69,750lb(31.666t)
最大離陸重量(外部積載):73,500lb(33.369t)
性能
超過禁止速度:130knots=M0.20(240.76km/h)
航続距離:540nm(1,000km)
実用上昇限度:16,750ft(5,106m)
上昇率:2,460ft/min(750m/min)
 
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[ 2017年10月12日 ]

 

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