ソニー 中間決算 大増収増益 Ⅴ字回復 為替・半導体・ゲーム機牽引
同社は中間期について、売上高及び営業収入(以下「売上高」)は、前年同期比22.1%増加し、2兆625億円となった。
この大幅な増収は、主に為替の影響及びゲーム&ネットワークサービス(以下「G&NS」)分野の増収による。
前年同期の為替レートを適用した場合、売上高は15%増加(為替変動による売上高及び営業損益への影響)。
営業利益は、前年同期比1,585億円増加し、2,042億円となった。この大幅な増益は、主に半導体分野やG&NS分野ならびに、その他分野の損益改善によるもの。
なお、前年同期の営業利益には、半導体分野において、モバイル機器向けの一部のイメージセンサーの在庫に関する評価減▲94億円及び平成28年(2016年)熊本地震(以下「熊本地震」)に関連する費用(純額)12億円を計上した。
また、電池事業の村田製作所への譲渡にともなう減損▲328億円がその他分野に計上されたとしている。
なお、イメージングIP&S分野は、カメラ+映像機器など+医療機器など
今期営業利益予想は過去最高となっている。
同社は、スマホは以前苦戦しているが赤字ではない。ゲーム機器・イメージング分野も好調、TVは大型プレミアム市場で世界一に、音楽も好調、ただ、映画はピッグヒット作がなく赤字になっている。今や映画は中国でヒットするかどうかにかかっている。ただ、人権派の俳優は中国側が嫌うが、商業主義に走り過ぎれば、映画会社は嫌われる。
ただ、今や全世界リベラルや人権派は嫌われる存在となっている。
ソニー 中間期 部門別業績(2017年4~9月)
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||||
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売上高
|
営業利益
|
||
連結/百万円
|
売上高
|
前年比
|
営業利益
|
前年比
|
モバイルMC分野
|
353,228
|
-0.4%
|
1,163
|
-71.7%
|
ゲーム機器分野
|
781,266
|
20.1%
|
72,483
|
15.0%
|
イメージングIP&S分野
|
312,355
|
21.3%
|
42,074
|
88.1%
|
TV・音響HE&S分野
|
557,800
|
18.5%
|
46,970
|
24.3%
|
半導体分野
|
432,624
|
27.9%
|
104,812
|
前期▲47,733
|
映画
|
449,814
|
19.8%
|
-1,801
|
前期▲7,433
|
音楽
|
375,138
|
28.4%
|
57,536
|
77.6%
|
金融
|
582,384
|
18.1%
|
82,822
|
0.9%
|
その他
|
222,060
|
9.9%
|
-8,259
|
前期▲39,555
|
調整
|
-146,025
|
|
-35,961
|
|
合計
|
3,920,644
|
18.7%
|
361,839
|
170.5%
|
ソニー/中間決算
|
|||||
連結/百万円
|
売上高
|
営業利益
|
←率
|
税前利益
|
株主利益
|
13/3期
|
6,795,504
|
226503
|
3.3%
|
242,084
|
41,540
|
14/3期
|
7,767,266
|
26,495
|
0.3%
|
25,741
|
-126,369
|
15/3期
|
8,215,880
|
68,548
|
0.8%
|
39,729
|
-125,980
|
16/3期
|
8,105,712
|
294,197
|
3.6%
|
304,504
|
147,791
|
17/3期
|
7,603,250
|
288,702
|
3.8%
|
251,619
|
73,289
|
17/3期Q2
|
3,302,147
|
101,939
|
3.1%
|
97,536
|
26,008
|
18/3期Q2
|
3,920,644
|
361,839
|
9.2%
|
347,459
|
211,723
|
18Q2/17Q2
|
18.7%
|
255.0%
|
|
256.2%
|
714.1%
|
18/3期予想
|
8,500,000
|
630,000
|
7.4%
|
600,000
|
380,000
|
18/3予/17期
|
11.8%
|
118.2%
|
|
138.5%
|
418.5%
|
