アイコン 兵器購入でも張り合う韓国

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トランプ米大統領は訪問中の韓国で7日、北朝鮮の脅威に対する防衛策として、韓国が「数十億ドル」規模の米国製兵器を購入することに合意したと明かした。
トランプ大統領によると「航空機かミサイルか、種類は何であれ」米国製の兵器を大量購入するという。
また「韓国は数十億ドル規模の装備を発注することになるだろう。韓国にとっては非常に有意義なことであり、わが国にとっては雇用を意味する。対韓貿易赤字の削減につながる」と期待を示した。
韓国の文在寅大統領もこの購入計画を認め、「必須」だと説明。防衛能力強化のため、米国の戦略兵器の購入交渉を開始することに合意したと明かした。
以上、

韓国はこれまで、日本のように武器購入については米国一辺倒ではない。超高性能空対地ミサイル「タウルス」はドイツ製、米国製PAC3もドイツから中古を購入し配備している。
今回の購入の核心兵器は、原子力潜水艦だという。どこを潜るか知らないが、朝鮮半島領域の日本海を監視するのに、原子力潜水艦は必要ない。しかし、なぜかしら購入を打診している。
中国に対してすでに3NO表明し、首都圏にTHAADを配備できなくなったため、新品のPAC3でも購入するつもりだろうか。

一方、日本は、安倍政権になり、米国からの兵器購入が3倍増になっており、これ以上増やすことは限られた予算内で簡単ではない。ただ、米トランプに土産も持たせる必要があり、先食いの形で対応することになる。
すでに、F-35A40機購入はオバマ政権時代に決定しており、オスプレイや無人偵察機グローバルワークやこれからのイージスアショアぐらいだろうか。

安倍首相のことだから、防衛より攻撃に戦術転換、地対地・艦隊地の巡航ミサイルトマホークを大量に購入する可能性があるが、大きな間違い。トマホークを購入するくらいだったら、THAADを購入すべきだ。

それに、迎撃ミサイルにしても、韓国は自主開発するとしているが、日本は何でもかんでも米製兵器に依存し、技術も何も蓄積されない問題を抱えている。(韓国産の各種弾道ミサイルや巡航ミサイルをすでに配備し、さらに大型の弾道ミサイルの開発を行う)

韓国は国産4.5世代戦闘機K-FXの自主製作において、F-35購入のバーターにおいて、米国から、アクティブフェーズドアレイレーダー(AESA)、目標捕捉装置、赤外線捜索追跡装置(IRST)、電波妨害装置という核心の4大技術の移転を拒否されたことから、自主開発している。
すでにAESAについては、韓国・国防科学研究所が完成させ、今後、搭載するための小型化や実践性能チェックなどが必要だという。完成させることができるかどうかは別にしても技術力は大きく進展させている。

日本はすでに次世代戦闘機の実証機「心神」(X-2)を開発し、飛行訓練しているが、あくまでステルス性能の実験機、武器搭載も何もない。また、こうした最新の核心技術も搭載していない。核心技術の開発には膨大な費用と時間がかかり、実証機止まりだとされている。

武器商人トランプに日本のトップが夢中になりすぎ、米国からの兵器購入が拡大すれば、日本の軍需産業は、防衛省からの受注が大幅に減ることになり、技術蓄積どころか、死活問題になる。

FMS(対外有償軍事援助)とは、米国のボッタクリ兵器価格吊り上げ売却方式。
日本は510億円で米無人偵察機グローバルホーク3機を購入予定であったが、ボッタクリ方式で630億円まで膨れ上がったことから購入を断念した。しかし、再び、購入する動きがある。兵器購入は常に政府間売買であり、価格が常に上がる。

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時事通信より

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[ 2017年11月 8日 ]

 

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