アイコン 追報:(株)大黒商事、(株)大黒地所、(株)豊川カントリー倶楽部(愛知)/破産手続き開始決定 負債額合計約174億円

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金融業の(株)大黒商事(愛知県豊川市中央通3-28、代表:近藤裕)と関連で不動産業の(株)大黒地所(愛知県豊川市中央通3-30、代表:同)およびゴルフ場開設準備会社の(株)豊川カントリー倶楽部(愛知県豊市中央通3-30、代表:同)は1月9日、名古屋地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、山田幸彦弁護士(電話052-972-0091)が選任されている。

 負債額は大黒商事が約68億円、大黒地所が約72億円、豊川カントリー倶楽部が約34億円、合計では約174億円。

 

(株)大黒商事は昭和29年1月設立の事業者向け金融業者。(株)大黒地所は昭和37年2月設立の不動産賃貸等の不動産会社。(株)豊川カントリー倶楽部は昭和63年2月設立のゴルフ場開発を目的にした会社で会員権の販売を行っていた。

大黒グループは、バブル時代、ゴルフ場開発に動き、その開発が途中で頓挫し、長期にわたり経営不振が続き、昨年4月25日事業を停止し、事後処理を清水誠治弁護士と馬渕雄広弁護士に一任して、自己破産申請の準備に入っていた。

 

既報記事
(株)大黒商事、(株)大黒地所、(株)豊川カントリー倶楽部(愛知)/自己破産へ 負債43億円

同グループは、事業者向け金融の大黒商事を核に保険、カーリース、不動産賃貸事業を展開していた。ところが(株)豊川カントリー倶楽部を設立して、ゴルフ場開発に乗り出したが途中で頓挫、ゴルフ場開発に伴う借入金の固定化などから経営不振に陥り、資金繰りを圧迫させていた。

 

 

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[ 2018年1月18日 ]

 

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