瀬下建設工業(株)(秋田)/成り行き注目 ラグビー元日本代表NO8が社長
地場ゼネコンの瀬下建設工業(株)(秋田市山王中島町10-26、代表:瀬下和夫)は7月9日、2回目の決済ができず銀行取引停止処分を受けた。
負債額は約16億円
今後の成り行きが注目される。
スポンサード リンク
同社は昭和62年3月設立の地場ゼネコン。ラグビー特有の強い人脈により、県内や関東でも受注し、平成27年12月期は約28億円の売上高を計上していた。その後も受注は堅調だったものの平成28年期には経常赤字に、しかも、事業外資金流出が発覚、銀行がそうしたことを嫌い、銀行支援も受けられず、急激に資金繰りに窮するようになっていた。事務所には「事業一時停止のお知らせ」の貼り紙を貼り出している。
成り行きが注目される。
瀬下代表は、明治大学ラグビー部の黄金期を支えた一人で、昭和56年には同部主将、全日本学生代表主将も務め、その後も全日本代表ナンバー8に選出されていた。
瀬下建設工業(株)の財務内容と業績 平成28年12月期/千円
|
|||
流動資産
|
1,175,571
|
流動負債
|
1,100,285
|
|
|
固定負債
|
304,507
|
固定資産
|
409,876
|
自己資本
|
180,655
|
|
|
(資本金)
|
218,500
|
総資産
|
1,585,447
|
負債+資本
|
1,585,447
|
売上高
|
粗利益
|
経常利益
|
自己資本率
|
1,713,462
|
142,674
|
-12,537
|
11.3%
|
・建築と土木半々
|
スポンサード リンク
[ 2018年7月12日 ]