アイコン 日本製鉄 台風被害で君津・鹿島製鉄所を長期停止 生産ズタズタ

 

 

日本製鉄が千葉県を直撃した台風15号の影響などで、自動車部品に使う特殊鋼の国内2工場を長期停止することが1日分かったと報道されている。

千葉県君津市で湾岸に面する君津製鉄所(生産品目:条鋼、厚板、薄板、鋼管が主)、
台風の被害を受けた君津製鉄所は、溶かした鉄の成分を調整して半製品をつくる「製鋼」とよばれる工程の工場。
2つある製鋼工場のうち、線材などをつくる工場で、ガス処理に使う煙突が倒壊し、早期再開は不可能な状態になっていた。

特殊鋼の半製品は室蘭製鉄所(北海道室蘭市)や八幡製鉄所(北九州市)で代賛生産もしくは他社からの調達、線材は神戸製鋼所などと交渉を進めるとみられていた。

同社は自動車の足回り部品やタイヤ向け鋼材の半製品を製造し、国内で半分超のシェアを持つ。
主力の千葉県の工場の復旧には最長で約6ヶ月かかる見通しで、トヨタ自動車などは代替調達に動き始めた。

台風などの災害が増えるなか、被害を最小限に抑えるための対応力が企業の大きな課題として浮上している。
以上、日経参照

君津は5月にも落雷で生産を停止していた。

世界一を目指す日本製鉄、気合だけではどうにもならず、その道のりは長すぎる。
なお、2つの工場とあるが、鹿島製鉄所かどうかは不明。

茨城県鹿嶋市の鹿島製鉄所(生産品目:自動車用鋼板、厚板、鋼管、形鋼が主)がある。

[ 2019年10月 2日 ]

 

 

 


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