アイコン 9月の米自動車販売台数メーカー別ランキング 米中貿易戦争が影響しだした

 

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2019年9月の米国の自動車販売台数は、営業日が昨年より2日少ないことや消費にも陰りが出てきていることから、販売台数が前年より▲11.1%と大きく減少した。これにより8年あまりの93ヶ月連続して前年同月比で伸びてきたスバルの記録は途絶えた。

昨年7月、米トランプ政権が中国に仕掛けた米中貿易戦争、一度踏み込めば相手がいるだけに抵抗にあい、また、トランプは、政治・外交・経済・金融いずれをとっても対中強硬派ばかりを配置しており、過激になるのが必然。もはや、収拾できない破壊的な水準といえようか。

それは中国経済に甚大な影響を与え、その余波は東南アジア、東アジア、欧州の経済へ影響している。
当然、そうした世界経済の低迷は、米国へもブーメラン現象が生じ、トランプはFRB金利政策で乗り切ろうとしている。しかし、一部には金利低下が好感されようが長続きせず、大きな波を避けることはもはやできる段階ではない。自ら大波を起こしてしまった。

中国から米国へ輸出される部品、製品は、
2018年7月と8月の計500億ドル分につき、25%の追加関税、
昨年9月24日には2000億円相当分に10%追加関税を課し、今年5月10日には10%⇒25%に引き上げた。(10%ならば中国企業の値引きと米企業の努力で製品価格への影響を抑えてきた経緯があった)
その25%に引き上げられた影響が9月の米経済指標に現れてきている。

また、今年9月1日に実施した1100億ドル分の15%追加関税も12月か来年1月には米消費者や製造業を直撃することになる。
残る1600億ドル分の15%追加関税制裁は12月15日発効予定だが、来春にも影響してくる。
それに加え、既存制裁の2500億ドルについては、25%を30%への引き上げを10月15日から実施で検討もしている。

残る、1100億ドル(9月1日実施)と1600億ドル(12月15日実施予定)の15%追加関税も、いずれ30%に引き上げる算段である。

総じて、来年11月に行われる「大統領選挙+下院総選挙+上院1/3改選挙」に、大きな影響を与えることになる。
いくら、米経済が好調だとしてもGDP7割以上を占める消費が、大幅な値上がりにより後退することは素人が見ても必至、当然、米消費者は今後、身を構えることになる。

 

9月 米国 自動車販売台数
2019年
9月
1~9月
 
台数
前年比
台数
前年比
乗用車
353,987
-19.7%
3,799,619
-9.3%
SUV+P/U
918,739
-7.3%
8,957,110
2.7%
合計
1,272,726
-11.1%
12,756,729
-1.2%
米国 メーカー別自動車販売台数 ランキング
2019年
9月
1~9月
 
台数
前年比
台数
前年比
GM
209,658
-10.4%
2,144,972
-1.0%
FCA
181,221
-9.3%
1,661,144
-1.1%
Ford
173,333
-11.8%
1,807,603
-3.8%
Toyota
169,656
-16.5%
1,779,302
-2.5%
Honda
113,925
-14.1%
1,206,209
-0.1%
日産
101,244
-17.6%
1,044,390
-7.1%
現代
53,510
-6.7%
521,265
3.9%
スバル
51,659
-9.4%
525,329
4.4%
起亜
44,619
-13.4%
463,598
2.6%
Mercedes
32,002
4.5%
253,057
-0.1%
BMW
27,467
6.0%
232,427
3.3%
VW
26,947
-11.8%
278,155
4.5%
マツダ
18,838
-11.4%
208,167
-11.5%
Audi
16,130
-16.6%
158,471
-5.3%
Tesla
16,000
13.5%
125,200
68.2%
Volvo
9,323
7.0%
77,289
4.5%
三菱
7,722
0.2%
95,571
2.3%
Land Rover
7,488
7.5%
66,639
2.3%
Porsche
5,213
2.2%
45,062
5.7%
MINI
3,505
1.3%
27,753
-18.8%
Jaguar
2,002
-1.9%
22,432
5.9%
smart
NA
-%
626
-34.7%
Others
1,264
-8.2%
12,068
-14.3%
合計
1,272,726
-11.1%
12,756,729
-1.2%

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[ 2019年10月 7日 ]

 

 

 

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