アイコン 中国・独身の日 EC販売アリババ「天猫」4兆円、「京東」3兆円の売上高達成

 

 

中国国際輸入博覧会が閉幕した直後に予定通りに開催された11月11日の「ダブルイレブン・ショッピング祭り/通称:独身の日」は、中国市場の強大な購買力をまたも見せつけた。
この1日だけで、中国のECプラットフォームの天猫(Tmall/アリババ)の販売取扱額は前年比25.7%増の2,684億元(4兆17百億円/15.56円)、京東(ジンドン)では同27.9%増の2,044億元(3兆11百億円)だった。
今年の「ダブルイレブン・ショッピング祭り/独身の日」は11年目だった。
中国の消費のレベルアップの歩みは加速しつづけている。民衆の消費の方向性はスマート化、高品質化、個性化であり、健康食品、ファッション、スマート居住関連などの商品の人気がますます高まっている。

今年の「ダブルイレブン/独身の日」では、ECプラットフォームの多くが鮮明に「下沈市場」に重点を置いた。「下沈市場」とは、中国で「三線城市」と呼ばれる地方小都市や規模のさらに小さな県や鎮、さらに農村地区の市場を意味し、消費者数は全国人口の7割前後を占めている。

天猫の場合、購入注文の60%以上が「下沈市場」からで、多くの商品の「下沈市場」に対する販売が昨年の2倍以上になった。

今年の「ダブルイレブン/独身の日」でもう一つ目立ったのが「新」の文字。
天猫では100万種以上の新商品が発表された。また、日用消費財の主要ブランドの9割以上が、京東を通じて新商品を売り出した。
新商品の発表が極めて多いことは、中国企業が絶えず研究開発費を投入して商品品質を向上させていることを示している。

「全世界からのショッピングカート」は、今年の「ダブルイレブン/独身の日」でも「標準装備」になった。
第2回国際輸入博での成約額が711億3000ドル(7兆79百億円)に達した後も、中国人の「世界から買い尽くす」情熱は引き続き旺盛だった。
ハイテク美容、文化用品、ペット用おやつなど、「世界の良品」が大人気となり、「トップブランド経済」が爆発した。
天猫系で中国への輸入商品を扱うECプラットフォームの「天猫国際」に新規参入した国際ブランドの成長率は前年同期比300%以上で、米国や英国、日本など西側諸国からの参入も多い。

中国の膨大な人口と、力をつけつつある中産階級層の人々が質の高い生活を求めていることが、巨大なグローバル消費市場を創出した。このことがまた、中国経済の質の高い発展のための「ブースター」になっている。
以上、CRI参照

独身の日を利用して当局が国際輸入博を開催しているようだ。
消費者=国民が14億人、日本の10倍以上、スケールがやはり違う。
一人っ子政策もあり、高学歴者が大量に輩出されており、AIに特化した大学なども各地に作られており、一攫千金・守銭奴の感覚はダントツの世界一、3.2億人のアメリカが恐れるのも無理はなかろう。

[ 2019年11月13日 ]

 

 

 


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