アイコン 中国による大弾圧続く香港 民主派50人を逮捕 国家転覆罪の容疑も


香港警察は6日朝、立法会(議会)前議員の胡志偉氏ら民主派約50人を香港国家安全維持法違反の容疑で一斉逮捕した。香港メディアが報じた。
立法会選に向けて民主派が2020年7月に実施した予備選挙への参加が問題視された。

香港の公共放送、香港電台(RTHK)などによると、前議員の涂謹申、尹兆堅、林卓廷の各氏、活動家の劉穎匡氏らが逮捕された。いずれも予備選に参加していた。

2014年の民主化デモ「雨傘運動」を提唱し、昨年の予備選を企画した中心人物の戴耀廷・元香港大学副教授も逮捕された。
逮捕された1人の楊岳橋・前立法会議員はフェイスブックで国家政権転覆罪の容疑だと明らかにした。予備選は民主派の候補者を絞り込むために有志が実施した。

香港の民主派を取り巻く状況は厳しさを増すばかり。香港政府は新型コロナウイルスを理由に20年9月に予定されていた立法会選を1年延期し、11月には中国の全人代常務委員会の決定を下に、香港の民主派議員4人の資格を取り消した。これに抗議して別の民主派議員15人も辞職している。
以上、

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中国は異常な世界だ。
日本語もしゃべれる周庭氏、香港紙「明報」によると、無許可集会扇動罪などで禁錮10ヶ月の実刑判決を受けて服役中の周庭氏が20年末までに、一般刑務所から殺人など重大事件の受刑者が収監される「大欖女子懲教所」(刑務所)に移送された。救いようは同刑務所では知人との面会が許されていることだけだろうか。そうでなければ刑務所で殺されるかもしれない。なんでもありの中国習近平政権である。
人の権力は走り出したら止まらない。権力が大きすぎ、止めるか人物は誰もいない。トランプ大統領も似たようなものだが、民主国家ゆえに政治のルールがある。中国共産党独裁政権の中国にはそれがない。王政時代と何も変わらない。

[ 2021年1月 6日 ]

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