中国の製造業活動を示す指標は8月に悪化した。
9月1日から米国の対中追加関税(3000億ドル/15%//スマホ等一部は12月15日)が発動されるのを控え、中国国内の景気の弱さを裏付ける数字となった。
国家統計局が31日発表した8月の製造業購買担当者指数(PMI)は49.5と、7月の49.7から低下した。
一方、非製造業PMIは53.8と、7月の53.7から上昇。活動拡大・縮小の節目である50を上回った。
総合PMI指数は53.0で、7月は53.1だった。
製造業PMIの新規輸出受注指数は47.2に改善したが、引き続き50を下回った。貿易摩擦が長引く中、中国政府が追加の景気対策を打ち出す必要性を示した。
以上、