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中国の今年の私募債不履行(デフォルト)規模は、過去最高水準の318億元(約4770億円)に達し、2017、18年のデフォルト総額267億元(約4005億円)をすでに上回っている。

中国国内格付け大手の「中誠信国際信用評級」が今年1~8月までのデータを分析し、その結果を発表した。ブルームバーグ5日付で報じた。

中国経済の失速で、企業の融資に対する需要は高まっている。公募債と比べ、私募債は市場の変動による影響が少ないため、中国の中小民間企業の主要資金調達手段となっている。

山東省青島市農商銀行の債券部門担当者によれば、私募債を発行する企業に情報開示する義務はないという。また、企業は経営難に陥った際、私募債より、公募債を先に返済するという。

ブルームバーグは、中国国内で発行された公募債規模は、私募債の約3倍だとした。今年に入ってから、公募債と私募債のデフォルト総額が、前年同期比51%増の784億元(約1兆1760億円)となった。
業界関係者は、民間部門の債務不履行の急増は、国有企業や地方政府が発行する債券への需要が高いことを意味すると指摘した。
機関投資家は現在、民間企業の公募債も私募債も敬遠しているという。
以上、

企業は、公募債や私募債については、これまで満期を迎えても借り換えと同じ意味の新たな公募債や私募債を発行して、償還に当たっていた。それが、売れなければ満期になっても償還できず、そうした企業の公募債や私募債はデフォルトになるしかない。金利が高く、これまでは機関投資家も国民も投資のため飛びついていたが、米中貿易戦争の影響を受け一変している。