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韓国のソウル地方警察庁国際犯罪捜査隊の産業技術流出捜査チームは17日、ソウル市鍾路区のSKイノベーション本社を家宅捜索した。
LG化学が今年5月、産業技術流出防止および保護に関する法律違反などの疑いでSKイノベーションと人事担当社員らをソウル地方警察庁に刑事告訴していた。

LG化学は今年4月、SKイノベーションをバッテリー技術に関する営業秘密侵害の疑いで、米国際貿易委員会(ITC)と米連邦裁判所に提訴したのに続き、韓国でも非公開で刑事告訴した。
LG化学は、「競合社の行き過ぎた人材引き抜きの過程で重要技術と営業秘密が大量に流出し、これ以上放置できない状況となり、捜査を依頼した」とし、「SKイノベーションは採用面接過程で、LG化学の詳細な技術について尋ねるなど、組織的、計画的に営業秘密を盗んだ」と主張している。

これに対し、SKイノベーションは「(LG化学出身の)人材採用は残念だが、元々志願者が多かった。(技術流出については)最先端バッテリー素材で次世代型電池セル「NCM811」を世界で初めて開発するなど、自社の技術力の優秀さを証明する客観的資料や根拠があふれている」と反論している。
そして、「訴訟による損失と人的・経済的苦痛は非常に大きく、対話による解決意思を尊重してもらいたい」と呼び掛けた。
SKイノベーションはLG化学の提訴に対抗し、6月にソウル中央地方法院に名誉毀損の損害賠償請求訴訟を起こし、今月初めには米国でITCと連邦裁判所に特許侵害でLG化学を逆提訴している。

双方とも現在バッテリー工場をアメリカで建設中、LGはSKに対して建設差し止め訴訟も並行して行っていたはずだが。
和解しなければ、欧米の自動車メーカーは、両社の二次電池には訴訟リスクがあり、どこも採用しないだろう。

以前は、ドイツの家電展示会会場でサムスン電子の洗濯機をLGの家電社長がぶち壊したとして、韓国で告訴していた。サムスンの洗濯機のドアは以前から脆弱であり、ちょっと強めに開けたら壊れたとしていた。その後裁判がどうなったか不知。
事業承継では兄弟同士で訴訟を起こすお国がら、企業間ではすさまじい争いが展開しているものと見られる。

間抜けな東芝、東芝はSKからNAND技術を盗まれ、1000億円の損害賠償請求訴訟を起こし、裁判途中、200億円強で和解した。経営不振で当然、目先の銭に目がくらんだものと見られるが、そうした経営者らの体質こそが東芝を実質破綻させた。今や、SKは東芝メモリ(10月から、キオクシアHD)の株主でもある。