アイコン KOSPI ウォン 何故下がる マジノ線崩壊

 

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17日、日経も上海総合も少し上昇しているアジア株、韓国総合指数のKOSPIだけが下がっている。
対ドルウォンは、2016年の中国証券バブル崩壊後に付けて以来の1240ウォン台に突入している。
日本時間17日午後1時41分現在
対ドルウォン:1,243ウォン台
KOSPI:1,685ポイント台

総じて外資比率が40%と高い韓国株、株安と為替安が同時悪化スパイラルに陥っているようだ。これは外資が韓国株や債権を売り、その売りがドル買いの結果をもたらし、ウォン安に至っている。やはり、サムスン電子だけで持つ経済は危うい。SOX半導体指数も暴落している。

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粘り越しの韓国銀行のドル売り、ウォン買いの買い支えも勢いには勝てず、今後、取引が閑散とした時期に買い支えを進めると見られる。

米FRB議長も新興国など為替不安国にはスワップで協調して金融危機を歯止めすると表明しているものの、今回のCOVID-19は、麻生財務大臣が「(単なる)新コロナというインフルエンザだ」という戯言だけでは片付けられない、産業=生産活動を破壊するパワーを有しているだけに、感染拡大阻止を図る必要がある。

そうしたなか、中国では、やっと日系自動車工場が本格稼動を再開させたニュースが入っている。これまで部品供給はズタズタ、労働者も感染症で歯抜け状態だった。「現在感染者数」もピークの2月18日の5万8千人台から、3月17日には9,087人(うち湖北省8,701人)とほぼ5万人も減少し、湖北省以外では300人台に過ぎない。
韓国の中国と香港に対する輸出依存度は35%に達している。中国経済が動き出せば、韓国も動きだそうが、その中国の輸出先である欧米・東南アジアはまだ感染症の拡大期で外需向けは当面期待できず、韓国からの輸出不振は長引くものと見られる。
今回のウォン安もKOSPI安もそうしたことを織り込んだものと見られる。

なお、対ドルウォンは、
2009年2月、リーマン・ショックにより、1553ウォン(米国のスワップ協定で沈静化)、
1997年12月、韓国がIMFの救済に至ったアジア通貨危機、1695ウォンを記録。

祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者もついにはほろびぬ、ひとえに風の前の塵に同じ。


 

[ 2020年3月17日 ]

 

 

 

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