アイコン 韓国 9月も輸出大幅減少の見通し 1~20月▲22%減 ▲10ヶ月連続へ

Posted:[ 2019年9月24日 ]



韓国関税庁の23日の発表によると、9月1日~20日までの輸出は、前年同期比▲22%減少した。
最大の貿易相手国である中国への輸出は同▲30%減、半導体全体の輸出も同▲40%減少と大きく落ち込んでいる。
世界的な需要低迷が、韓国企業の設備投資や雇用に悪影響を与えており、同国の経済成長は、世界的な金融危機以来の低成長となる。

米中貿易戦争は、終結の兆しが全く見えず、輸出管理強化を巡る日本との対立も強まり、アジアの主要なサプライチェーンの景況感を損ねている。
同期間の輸入は同▲11%の減少。
対米輸出は同▲21%減となった一方、米国からの輸入は同+6.4%の増加。
対日輸出は同▲14%、輸入は同▲17%のいずれも減少だった。
関税庁によると、今年の9月1日~20日は昨年よりも2営業日少ない。
以上、



 
韓国は元々、輸出不振の中、半導体輸出だけが急成長を遂げ、全体を大きく押し上げていた。しかし、半導体市場が昨年9月にピークアウト、11月までは米中貿易戦争の特需残もあった。
昨年9月の米中貿易戦争の激化は電子製品業界にもおよび、半導体の需給バランスを崩し、単価は下落し続け、12月からは輸出そのものがマイナスに転じ、ここ数ヶ月間は前年同月比で2桁減と、減少幅を大きくしている。
 
 
韓国
輸出
 
百万ドル
前年比
10月
54,860
 
11月
51,479
 
12月
48,206
-1.3%
2018年
605,169
5.5%
19/1月
46,175
-5.4%
2月
39,451
-1.2%
3月
47,046
-8.2%
4月
48,829
-6.2%
5月
45,907
-9.4%
6月
44,180
-13.5%
7月
46,136
-11.3%
8月
44,200
-13.6%
9月※
1~20日
-22.0%

 

 


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