米ウエスタンデジタル(WD)は9月25日、東芝関連施設での火災について、東芝メモリ(TMC)が運営するメモリチップ工場とは無関係だと説明した。
同社のコーポレートコミュニケーションズ担当シニアディレクター、ジム・パスコー氏はブルームバーグ・ニュースに対し、TMCに関連した影響は何もないと指摘。日本の工場は「正常に稼働している」とも述べた。
25日の米株式市場でWD株は一時4.2%高を付けたが、その後は上げ幅を縮小。RBCキャピタル・マーケッツは今回の火災がメモリチップの価格設定など「基調的事業に影響することはない」との見方から、「日中の株価動向は適切ではない」と分析した。
WD株は2.5%高で終了。