アイコン 三菱マテ、米子会社の幹部不正20億円 6年間も不正 いいカモネ


三菱マテリアルは、米子会社で生コンクリートの製造を手がける「ロバートソン・レディ・ミックス」社(カルフォルニア州)の複数の幹部が、みずからが出資する企業からトラックや生コン資材などを調達し、水増しした代金を支払う不適切な取り引きを行っていたと明らかにした。水増しした金額は日本円で約20億円に上るという。
不正は「ロバートソン・レディ・ミックス」社の幹部7人と元幹部1人の合わせて8人。

発表によると幹部らは、2014年から今年まで6年近くにわたって、みずからが出資する企業12社から生コンクリートの材料やトラックなどを調達し、代金を水増しして市場価格よりも高い金額を支払っていたという。水増し金額は1900万ドル(約20億円)に上るという。

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三菱マテリアルは今年8月、匿名のタレ込み情報が寄せられ、調査した結果、今回の不適切な取り引きが明らかになったという。
この子会社から定期的に経営状況の報告を受けていたものの内部の実情を把握できていなかったという。
会社では今後、外部通報窓口の設置や親会社から常勤の役員を派遣するなど内部統制の強化を行い、再発防止に努めたいとしている。
以上、

管理監督できないような子会社は即刻手放すか、本体経営陣が交代するかしかないだろう。報告書まで受けながら、何も分からなかったという情けなさ。
「ロバートソン・レディ・ミックス」社の管理体制も、米国三菱セメント社の子会社にして現地に管理させず、本社直轄の子会社として並列に置き、東京で管理しているようだ(米本土に子会社4社、何れも製造業で東京で管理している)。
内部牽制制度や品質管理制度など、三菱を冠する製造業はすべて形骸化させ、杜撰極まる状態が続いている。岩崎さんも嘆いていることだろう。

 

[ 2020年12月17日 ]

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