アイコン ダイムラー(ベンツ) 米当局と排ガス不正 2300億円で司法取引

 

スポンサード リンク
 

米当局は14日、ダイムラー(ベンツ)とディーゼル車の排ガス規制逃れ問題で計22億ドル(約2300億円)を支払うことで和解した。対象は25万台で、過失を認めず合意したとしている。
米当局に15億ドル、消費者集団訴訟向けに7億ドルをそれぞれ支払う。
関連費用として数億ユーロも見込んでいる。合意する見通しを8月に明らかにしていた。
以上、

ユーロ基準はユーロ市民に嘘を付き、メーカーに対しては排ガスを実質コントロールすることを許可していた。
韓国当局が、VWが韓国人ユーザーに対して、米国並みの補償をしないことから激怒し、輸入ディーゼル車の50車種あまりを排ガス調査、ほとんどの車両がエンジンルーム温度が48度C前後で排ガス再循環燃焼装置=EGRが機能しないようにプログラミングされていた。それは60度を超えた場合、エンジンが破損する可能性があり、それを回避するためにこっそり裏認可していたものだった。

ところが、日産の英国産ディーゼル車のキャシュカイ(和名:エクストレイル)だけは、エンジンルーム温度が35度で停止するようになっており、韓国当局は日産に罰金刑を処した。

当事ゴーン日産は、英国で認められ、何故、韓国で認められないのかと反論、結局韓国の裁判で日産は敗訴した。
このように、ディーゼルエンジン車は小型エンジンにターボを付けて低燃費・高出力を謳ったもののインチキで、結局、夏場のほとんどは排ガスを垂れ流ししていた。ディーゼル車の多い欧州にあり、パリやロンドンのスモッグが、いくら排ガス基準を厳しくしても改善しないのはこうしたことに起因していた。

究極はVW車で車両輸入時の形式検査時だけEGRが機能し、走行中は機能しないようにプログラミングしていたことが米国で発覚し、一連の大問題となった。EGRを機能させた場合、エンジンに負荷がかかり燃費効率が悪くなることからだった。VWのディーゼル車の低燃費はそうして実現されていた。
VWは米国だけで総額2.5兆円~3兆円の制裁金や訴訟の司法取引を行っていた。

独車ではほかに、マフラー前部に取り付け、排ガスを触媒でも除去する尿素系SCR装置を当初から機能しないように設定していたことも発覚していた。
触媒を有効にするためには尿素を定期的に充填する必要があり、それをユーザーが嫌うことから装置を最初から機能させていなかった。また、最初の形式認証検査だけ、尿素タンクも利用するだけであり、小さくして車重を軽くしていた。

厳しいとされたユーロ基準の実態は、ユーロ各国の当局とメーカーが裏取引していたこうしたものだった。
VWだけではなく、ベンツでもBMWでも多かれ少なかれ同じことをやっていた。
ディーゼルエンジンは高熱で燃やすことから排ガスがきつくなり、それをEGRを取り付けることで排ガスを再燃焼させ、排ガスを減少させ、マフラー部のSCR触媒装置で排ガスをさらに減少させるものだった。
マツダだけは低燃焼させる技術を確立、排ガスそのものを少なくした上でさらにEGRやSCRを稼動させ、排外基準をクリアーさせていた。ほかは全部、虚偽による排ガス規制クリアーだった。

[ 2020年9月15日 ]

 

 

 

関連記事

 

 



PICK UP


PICK UP - 倒産