パキスタン北東部で24日に発生した地震で、これまでに38人の死亡が確認され、数百人が負傷している。
被災地では、道路が激しく損壊し、建物が倒壊する被害が出ており、救助隊員らは25日、懸命の捜索活動を続けた。
当局は現在も、被災地となったカシミール地方のパキスタン支配地域にある都市ミルプール周辺の村などの状況の確認を進めているが、中には既に被害状況が明らかになっている地域もある。
米地質調査所(USGS)によると、地震の規模はマグニチュード(M)5.2、震源はカシミール地方ミルプール付近。
AFP通信によれば、現地の主要道路2本のうちの片方で深さ1メートル以上の亀裂が複数生じ、中には近くの運河の水が流れ込んだものもあるという。
軍の報道官によると、兵士らと「航空・医療支援」チームがカシミール地方の被災地に派遣された。
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