任天堂が31日発表した中間期の4~9月連結営業利益は、前年同期比53.4%増の942億2200万円だった。
家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」のハードとソフトが貢献し、上期として2009年4~9月以来、10年ぶりの高水準となった。
売上高は、前年同期比14.2%増の4439億6700円、為替差損▲205億円が重しとなり、当期利益は▲4.0%減の620億1800万円となった(欧米売上高が大きい)。
スイッチ+スイッチライトは、
ソフトウェアについては、
6月に発売した『スーパーマリオメーカー2』が393万本、
7月に発売した『ファイアーエムブレム風花雪月』が229万本、
9月に発売した『ゼルダの伝説夢をみる島』が313万本
の販売を記録したほか、前期までに発売済みの人気タイトルやソフトメーカー様のタイトルも好調に販売を伸ばし、当期のミリオンセラータイトル数はソフトメーカー様のタイトルを含めて11タイトルとなった。
これらの結果により、従来型のスイッチの販売台数は、前年同期比▲1%減の498万台と伸び悩んだが、9月に発売した「ニンテンドースイッチライト」が195万台で、スイッチの販売台数は693万台(前年同期比36.7%増)、ソフトウェアの販売本数は5,849万本(前年同期比38.8%増)となった。
ニンテンドー3DSは
ハードウェアの販売台数は37万台(前年同期比▲62.9%減)、ソフトウェアの販売本数は260万本(前年同期比▲58.5%減)となった。
3DSは携帯しやすく価格が安いためエントリー層向けに、今後も販売は継続していくとしている。
任天堂 第2四半期(中間決算)
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連結/百万円
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売上高
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営業利益
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←率
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経常利益
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株主利益
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19/3期Q2
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388,905
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61,405
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15.8%
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91,931
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64,576
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20/3期Q2
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443,967
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94,222
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21.2%
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85,173
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62,018
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20Q2/19Q2比
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14.2%
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53.4%
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-7.4%
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-4.0%
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20/3期予想
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1,250,000
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260,000
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20.8%
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260,000
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180,000
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20予/19期比
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4.1%
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4.1%
|
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-7.2%
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19/3期
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1,200,560
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249,701
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20.8%
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277,355
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194,009
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18/3期
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1,055,682
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177,557
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16.8%
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199,356
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139,590
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17/3期
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489,095
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29,362
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6.0%
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50,364
|
102,574
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