アイコン 新コロナで外食ロイヤル・ホストG窮地 双日ら160億円 資本増強で対応


政府がご丁寧に新コロナを長引かせていることから、外食産業はほとんどが窮地にさらされている。中でも大手外食産業には政府支援もなく、このままだと潰れるしかなくなっている。ワチクン接種効果による収束も、今年のいつごろになるか、まだ何もわからない状態が続き、耐えるにも限界に直面している外食産業は多い。
新コロナ戦争、短期決戦が必須条件、派閥政治バカの人たちが周囲や目先に捉われ、国民をチンタラ戦かわせ続け、戦死者も多く発生させ続けている。

ロイヤル・ホストのロイヤルHDは14日までに、商社の双日、みずほ銀行、西日本銀行、福岡銀行などの取引銀行から計約160億円の支援を受けて資本増強し、窮地を乗り切る方針であることがわかったと報道されている。
同社は新コロナによる経営不振から2020年12月1日~12月18日まで、国内グループ全社でお金がかかる50歳以上に対して200人あまりの希望退職者を募集していたが、見切りをつけた人が多く315人も応じていた。

ロイヤルは、新コロナ事態の影響を受け不採算が続出、リストラによる閉店などに伴う減損処理で財務基盤が毀損、その対応策に、双日が約100億円の第三者割当増資に応じ、出資比率で約10%となり筆頭株主になる。
銀行団は、みずほ銀行、西日本シティ銀行、福岡銀行、日本政策投資銀行が合計で約60億円の優先株を引き受ける。
双日はロイヤルHDと資本業務提携も締結する。

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同社は第3四半期までに店舗閉鎖に伴う減損損失を▲180億円計上している。同社は不採算店を2021年までに90店舗閉鎖する方針を発表していた。
機内食とレストランからスタートし、アイスクリームやパン、その後は同業飲食店の買収で規模を拡大してきたが、新コロナでは裏目に出ている。主力とする機内食は飛行機が飛ばず、売上高の主を占める飲食店業は、不採算店が続出。

新コロナ事態は誰も予想するものはなかったが、以前から感染症によるパンデミックの可能性は海外ではよく報道されており、決して想定外ではない。
厚労省の空港検疫力はまったく役立たず、水際防疫対策により日本国中を水浸しにしてしまった。とどのつまりはワクチン用注射器発注手配の失敗により▲500億円のワクチン損を発生させる。医療だとして自らを聖域扱いしている厚労省、ド官僚たちは全員首が妥当ではないだろうか。

ロイヤルは、パンやアイスクリームは大手ブランドと差別化され美味しかったが、最近は見かけたこともない。まだやっているのだろうか。結果的にロイヤル全体が江頭さんの他店舗との差別かにを見失い、レストランや飲食店の一店舗に成り下がっている。こうしたことから、少子高齢化、貧富差拡大により、中間層が少なくなり、位置付けがはっきりしない同社は今後とも危ういともいえる。
リストラにより退職する人たちの多くが独立して今後店舗を持つことになる。


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ロイヤルHD 第3四半期 決算

連結/百万円

売上高

営業利益

←率

経常利益

株主利益

19/12期Q3

105,433

3,649

3.46%

3,563

1,747

20/12期Q3

61,151

-15,994

 

-16,920

-18,629

203/193

-42.0%

 

 

 

 

20/12期予想

85,000

-19,000

 

-20,000

-28,000

2012月期

発表待ち

1912月期

140,578

4,648

3.31%

4,639

1,923

1812月期

137,701

5,709

4.15%

5,765

2,791

1712月期

135,563

5,952

4.39%

6,056

3,533

20/12期Q3

総資産

自己資本

自資率

 

105,625

30,174

28.6%

 

[ 2021年2月15日 ]

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