JR九州は今年春からの便で、特急列車など不採算時間帯の運行回数を大幅に減らし、運輸事業の営業利益率を19.2%まで高めている。
長崎-博多間の特急電車も減らしたが、来る新幹線開通は採算、大丈夫だろうか。北陸・金沢現象が長期間続けばよいが・・・。
株式会社の論理からは不採算鉄道は便を減らすか廃止、公共事業としての鉄道事業は総合利益でカバーできる限り、減便や廃止はすべきではないという考え方。同社は前者にあるようだ。
国鉄から民営化されたときに膨大なお金を持たせてもらい、その運用益から鉄道部門の赤字を相殺するというやり方は、もう過去の話、列記とした利益最優先の株式会社である。