1、産業自動車用部品は機械工具事業におけるM&Aの貢献はあったものの、半導体製造装置向けを含む産業機械用部品や自動車関連部品等、既存事業の全般的な減収
2、半導体関連は、セラミックパッケージ事業において、光通信用は増加したものの、水晶・SAWデバイス用パッケージの減少を主因に減収。有機材料事業が前期の構造改革効果により黑字化したことから増益、収益性も向上。
3、電子デバイスは、AVX Corporationにおいて、在庫調整の継続や、米中貿易摩擦による世界経済の減速の影響を受け需要が減少したことを主因に減収
4、コミュニケーション事業は、主に国内市場向け携帯端末の販売増により増収増収及び原価低減効果により大幅増益
5、ドキュメント事業は、前期に実施したM&Aの貢献があったものの、為替の円高影響により売上はほぼ横ばい、利益は減少生産性向上や原価低減により、2桁利益率を維持
6、生活・環境事業は、医療機器事業の増収蓄電池等の研究開発費は増加したものの、前期に構造改革を実施したソーラーエネルギー事業の採算改善により損失が縮小