同社はソウトバンクグループでも上場しており、グループ社ではウーバーやウィーワークの評価減損処理を行うものと見られる。
ソフトバンクグループが筆頭株主のカーシェリング会社のウーバーはIPO価格から暴落している。
同業のリフト株は取得価格との関係であるが、上場当初はIPO価格を超えたものの、その後暴落し、筆頭株主楽天は1030億円の評価損を9月中間期で計上する。
ウィーワークはIPO寸前に不正会計などから先送りになり資金繰りにも窮し、ソフトバンクグループが追加支援し完全子会社にすることで決定している。しかし、現在の持分の評価損は免れない。追い銭は死に銭になる確率が高くなり、完全子会社にし、財務内容を改善させたところで、IPOで逃げる算段。
米中貿易戦争、経済低迷、2度目のシェール革命はない。欧州経済も低迷、金利安から投資先が不動産や証券市場に向かいバブル化している世界の証券市場、何かをきっかけに破裂しやすい局面へ向かっている。