10月の米国の自動車販売台数は▲0.7%減の134万台だった。金利低下を追い風にしていたが、GMはアメリカでの工場閉鎖を伴う再編から労組がストライキが10月20日まで40日間続いた影響が出た。GMは暫定合意で向こう4年間、閉鎖予定の4工場を3工場閉鎖に減らす内容となった(GMは部品工場も含め国内に31工場あり)。
ストによる生産減・販売減の損失額は2000億円ともされている。その結果、GMの10月の販売台数は▲12%減と2桁の大幅減となった。
市場は相変わらず、セダンのニーズの減少は続き、SUVやP/Uトラックの人気が高く、SUVを2種投入した韓国勢は販売台数を伸ばしている。