アイコン 米ボーイング737型機 離陸直後墜落 エンジン問題 テヘラン空港のウクライナ機

Posted:[ 2020年1月 9日 ]



ウクライナ国際航空の米ボーイング737型機が8日、イランの首都テヘランのエマームホメイニ空港を離陸した直後に墜落した。イランの報道やウクライナ指導者らによると、乗員乗客176人全員が死亡、イラン人82人やカナダ人63人らが搭乗していた。

機体は空港近くで墜落、炎上した。イランのメディアは技術的な問題が原因と伝えた。また、2つのブラックボックスのうちの1つが回収されたとしている。

イランのウクライナ大使館は、墜落はエンジンの故障が原因で、「テロ」によるものではないとの見方を示した。

ウクライナのゼレンスキー大統領は声明を発表し、生存者はいないと明らかにした。また、墜落の経緯や死者の把握に努めているとした。

イラン国営テレビやウクライナ首相によると、事故機には乗客167人、乗員9人が搭乗していた。

ボーイング737NG系列の航空機については、

米国連邦航空局(FAA)が2019年10月初め、胴体構造部に亀裂が発生したケースを発見し、耐空性(安全に飛行することができる性能)の改善を指示している。

ただ、調査対象は飛行回数が3万回以上で、2万2600~3万回未満の航空機は今後、追加飛行1千回以内に点検を受けなければならず、2万2600回未満の航空機は2万2600回に達するまでに点検を受けなければならないとしている。

FAAの指示は機体の亀裂の改修であり、エンジンの問題ではない。



以上、

 

B737-800型機の墜落事故暦

ウクライナ国際航空752便墜落事故(2020年1月8日、B737-800)

エア・インディア・エクスプレス812便墜落事故(2010年5月22日、B737-800)

ゴル航空1907便墜落事故(2006年9月29日、B737-800)

 

地:キエフ/ウクライナ [ ウクライナ ロシア・CIS イラン 中東・北アフリカ ]

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