アイコン 日本32機運航停止 デンバーB777型機エンジン炎上事件 12月の日航機と同種

国交省は21日夜、米コロラド州のデンバーを離陸したユナイテッド航空のボーイング777型機がエンジン故障で引き返すトラブルがあり、この旅客機は米プラット・アンド・ホイットニー(PW社)製のPW4000系列エンジンを搭載している国内航空会社が運航する旅客器を停止にするよう指示したと発表した。

国交省によると、運航停止の対象となるのは、いずれもボーイング777型機で、全日空で19機、日本航空で13機。

昨年12月4日に日航機で、エンジン爆発とともにエンジンカバーがめくれ上がり、那覇空港へ緊急に着陸したエンジントラブル事件も同系列エンジンで、点検の頻度を増やすなどして対策を取っていた。

以上、

 

当然、日航機のエンジン爆発事件はボーイング社にもPW社にも報告されていようが、その対策のための調査を詳細に行わず、再びユナイテッド航空のボーイング機で発覚したことになる。メーカー側が該当飛行機を全機停止させ検査するには、航空会社に莫大な補償金が必要になることから、検査回数を増加することで対応したものと見られる。

日航機は昨年12月4日、那覇空港発羽田着便のボーイング777-200型機(登録記号JA8978)で、左エンジンのファンブレード2枚が破損し、爆発音と共にエンジンカバーがメクレあがり、片肺で那覇空港に引き返し緊急着陸したもの。

問題の日航機を調査した国の運輸安全委員会(JTSB)は、左エンジンに22枚あるファンブレードのうち2枚に損傷が見つかり、2枚のうち16番ブレードは根元付近から、15番ブレードが中ほどから破損していた。
国交省航空局(JCAB)は航空事故につながりかねない「重大インシデント」として認定し、同型エンジンの搭載機を運航する日本航空と全日空に対し緊急点検を指示していた。メーカーであるPW社が実施する検査の間隔も、従来の半分にあたる飛行回数3250回(1日6回運航させたとしても541日かかる)ごとに短縮している。

ボーイングの株価は18日には当事件から▲2.3%下落したが、19日には4.3%上昇している。これは新コロナに対するワクチン接種が進み、同社に対する期待感が膨らんでいることにあるが、日本のように世界各国で同様な措置がとられた場合、再び、株価に影響してこよう。
PW社は航空機エンジンメーカーとしてはGE、ロールス・ロイスに次ぐ3番手のメーカー。各種ミサイル開発で有名な軍需企業等の複合企業レイセオン・テクノロジーズ社の一部門。

↓今回のエンジン爆発炎上機(左)と前回の日航機のエンジン爆発機
両機ともパイロットが冷静に運航し、けが人等は発生していない。
ただ、デンバー市では、エンジン爆発に伴い大きな多くの破片が住宅地に落下し、住宅屋根も突き破るなど、住民に人的被害が及ばなかったことは奇跡とされている。
一度あることは必ず2度あり、3度ある。
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[ 2021年2月22日 ]

 

 

 


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