湖北省武漢市で相次ぐ新型コロナウイルスによる肺炎について、英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームは、感染者が中国当局の発表の30倍近い1700人に達しているとの見方を示した。人口などのデータを加えた推計という。英BBC放送が18日伝えた。
中国当局は1月7日、新型コロナウイルスについて、昨年末までに59人が感染したと発表している。
その後、武漢当局は1月13日、新たに感染者が13人増加し、感染者は計62人になったと発表した(完治した人を除いた数値?。13日までに19人が完治し退院したという。計算が合わない)と発表した。これまでの死者数は2人。
BBCによると、研究チームの1人は「1週間前と比べると、懸念がかなり増している。ヒトからヒトへの感染が相当数あり得る可能性について、これまで以上に真剣に考慮すべきだ」と述べた。