<中国政府の対策>
中国政府は1月26日記者会見で、
春節(24日~30日まで)からの1週間は『大隔離・大消毒』が効果を発揮する最善の時期とし、
1、「武漢に注意を払い、最も厳しい防止とコントロール措置を講じる」
2、「全国に目を向け、全面的に動員して働きかけ、15日以内に武漢から来た人を管理する」
3、「全力で感染者の治療にあたること」を挙げた。
<交通閉鎖・都市封鎖>
中央政府は武漢ほか感染域の湖北省11都市に至る陸・川・空の交通を遮断・検閲強化した。実質封鎖体制。
中央政府は、中国内外の団体観光ツアー旅行も1月27日に停止させた。パッケージ旅行の販売も停止、完全な個人旅行は対象外だが、中国からの個人客は、「飛行機+交通機関+ホテル」などがパックなった商品でほとんど訪日している。
・訪日客の大幅減少が予想されるが、韓国MERSのように富裕層が避難先として日本に押し寄せる可能性もある。