WHO(=世界保健機関)は4日、新型コロナウイルスの感染拡大について、現時点において世界的な大流行を意味するパンデミックの状態には至っていないとの見解を示したことがわかった。
新型コロナウイルスは、これまでに中国本土以外に感染が広がったのは27の国と地域。
WHOの感染症対策の専門家、シルビー・ブリアン氏は「現時点では、パンデミックには至っておらず、特定の地域で流行するエピデミックの状態にある」との見解を示したが、わんわんと習近平に尻尾をふるWHOを信用できるのか。
WHO(=世界保健機関)は4日、新型コロナウイルスの感染拡大について、現時点において世界的な大流行を意味するパンデミックの状態には至っていないとの見解を示したことがわかった。
新型コロナウイルスは、これまでに中国本土以外に感染が広がったのは27の国と地域。
WHOの感染症対策の専門家、シルビー・ブリアン氏は「現時点では、パンデミックには至っておらず、特定の地域で流行するエピデミックの状態にある」との見解を示したが、わんわんと習近平に尻尾をふるWHOを信用できるのか。
こういった世界をまたがる公平であるべき機関は、こういうときこそ中立で、毅然とふるまうべきだった。
加えていえば、習近平も世界からどういう目でみられるのかを想像するべきであった。
今回は感染騒動よりも、旧態依然とした国のメンツに縛られている強国と、その力には結局逆らえない機関という構図が、現実にあるということが重要かもしれない。