アイコン 1月の首都圏の分譲マンションの販売状況 ▲34.5%減

Posted:[ 2020年2月29日 ]



不動産経済研究所が発表した首都圏のマンション市場動向では1月の販売個数は前年同月比▲34.5%減となった。

1、1月の新規発売戸数は1,245戸で、対前年同月(1,900 戸)比▲34.5%減、対前月(6,392戸)比 80.5%減。
2、1月の地域別発売戸数は、
東京都区部は734戸(全体比59.0%、前年同月比 21.1%増)、
都下は168戸(同 13.5%、4.3%増)、
神奈川県は186戸(同 14.9%、40.2%減)、
埼玉県は 59戸(同 4.7%、89.9%減)、
千葉県は98戸(同 7.9%、58.8%減)。
東京都のシェアは72.4%。



3、新規発売戸数に対する契約戸数は784戸で、月間契約率は63.0%。前月の61.3%に比べて1.7 ポイントアップ、前年同月の 67.5%に比べて 4.5ポイントダウン。
70ポイントが好不調の境とされる。

4、1月の地域別契約率は、
都区部が64.2%、
都下が60.1%、
神奈川県が65.1%、
埼玉県が37.3%、
千葉県が70.4%。

5、1月の1戸当り平均価格と1㎡当り単価は、8,360 万円、126.2万円。
2019年12月は5,876 万円、83.9 万円であったので、前月比総額では2,484 万円(42.3%)のアップ、㎡単価は 42.3 万円(50.4%)アップしている。(総販売戸数も少なく、高級超高層や高級分譲マンションのウェイトが高かったと見られる)
2019年1月は5,653万円、81.3 万円であったので、前年同月比総額では 2,707 万円(47.9%)のアップ、㎡単価は44.9 万円(55.2%)アップしている。

6、1月の地域別平均価格、1 ㎡当り分譲単価は以下のとおり。
東京都区部が10,511万円、161.0 万円(38.7%アップ、34.4%アップ)、
都下が6,649 万円、92.7 万円(37.9%アップ、36.5%アップ)、
神奈川県が4,961万円、82.7万円 (2.4%ダウン、15.8%アップ)、
埼玉県が 4,326 万円、61.1万円(13.7%ダウン、10.5%ダウン)、
千葉県が4,065 万円、55.8 万円(11.9%アップ、12.3%アップ)。

7、1月末現在の翌月繰越販売在庫数は8,688戸で、2019年12月末現在の9,095 戸に比べて 407戸の減少。2019 年 1月末残戸数は9,040 戸。

8、2月の発売戸数は1,500戸の見込み(’19 年2月 1,900 戸、’18年2月1,934 戸、’17 年 2 月1,384戸、’16年 2 月1,494 戸)
以上、

高額所得者を除き、武漢コロナで住宅購入どころではないだろう。
しばらく着工も先延ばしされる可能性も高い。
デフレになれば、物が安く買え、報酬が上がらぬ全国の庶民は喜ぶ。

 

 


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