アイコン 1月の首都圏の分譲マンション 7.1%増の1,325戸/不動産経済研究所


不動産経済研究所が18日に発表した1月の首都圏の分譲マンションの販売状況は次のとおりになっている。
1、1月の新規発売戸数は1,325戸だった。前年同月は1,237戸で前年比で7.1%増、前月は7,362戸で前月比では▲82.0%減だった。

2、1月の地域別発売戸数は
東京都区部は 415 戸(全体比31.3%、前年同月比 43.5%減)、
都下は 144 戸(同 10.9%、14.3%減)、
神奈川県は 380 戸(同 28.7%、113.5%増)、
埼玉県は 158 戸(同 11.9%、167.8%増)、
千葉は 228 戸(同 17.2%、132.7%増)。
東京都のシェアは 42.2%。

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3、新規発売戸数に対する契約戸数は902戸で、月間契約率は68.1%。前月の62.6%に比べて5.5ポイントアップ、前年同月の63.2%に比べて4.9 ポイントアップしている。

4、1月の地域別契約率は
都区部は64.6%、
都下は 74.3%、
神奈川県は 69.5%、
埼玉県は 70.3%、
千葉県は 66.7%。

5、1月の1戸当り平均価格、1㎡当り単価は、5,824万円、87.1万円。2020年12月は5,620万円、83.7万円だったことから、前月比総額では204万円、率にして3.6%のアップ、㎡単価は3.4万円、率にして4.1%アップしている。
また、2020年1月は8,386万円、126.2万円であったので、前年同月比総額では2,562万円、率にして30.6%ダウン、㎡単価は39.1万円、31.0%ダウンしている。超高層や高級マンションの販売が多かったことによるもの。

6、1月の地域別平均価格、1 ㎡当り分譲単価は以下のとおり。
東京都区部は7,926 万円、127.0 万円(24.6%ダウン、21.1%ダウン)、
都下は 4,858 万円、69.4 万円(26.9%ダウン、25.1%ダウン)、
神奈川県は5,071 万円、77.2 万円 (1.6%アップ、5.4%ダウン)、
埼玉県は 4,788 万円、68.8 万円(10.7%アップ、12.6%アップ)、
千葉県は 4,580万円、62.6 万円(12.7%アップ、12.2%アップ)。

7、1月末現在の翌月繰越販売在庫数は8,492戸で、2020年12月末現在の8,905戸に比べて413戸減少。2020年1月末残戸数は8,682戸だった。

8、2021年2月の発売戸数は1,500戸の見込み(20年2月1,488戸、19年2月2,313戸)。
以上、
1月・2月の販売戸数は例年低調。

 

[ 2021年2月18日 ]

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