森記念財団都市戦略研究所が、「日本の都市力ランキング 2020」を発表した。経済・ビジネス研究・開発交通・アクセス文化・交流生活・居住環境を偏差値で採点化し、経済規模、雇用・人材、人材の多様性、ビジネス活力、ビジネス環境、財政、研究集積、研究開発成果、移動の容易性、都市外アクセス、都市内交通、快適性、自然環境、環境パフォーマンス、生活の余裕度、生活利便施設、居住環境、市民生活、福祉育児、教育健康、医療安全、安心発信実績、交流実績、受入環境、ソフト資源、ハード試験などの偏差値を算出した、総合点でランキングを公表したもの。
評価:研究所から依頼された大学の先生たちが評価したもの。
審査項目だけは仰々しいが、期待値のような恣意性も感じられ、何か変わり映えのしない、どうでもいいような総合ランキングになっている。
森記念財団もせっかく、こうしたランキングを出すなら、商売抜きで挑戦的なランキングを出すべきではないだろうか。老朽化するばかりの日本の都市に発奮させるためにも・・・。