パクリ「Dr.JIN」韓流放映 村上もとか氏が訴訟/デジタルアドベンチャー
デジタルアドベンチャーが、自社テレビ局「DATV」におい て本年10月7日および11月2日から放送予定の韓国ドラマ「Dr.JIN」について、村上もとか氏(実名:村上紀香氏)が、著作物を同氏の意に反し改変 したものであり、これを放送することは村上氏の著作物に対する翻訳権および著作者人格権(同一性保持権)を侵害するものであり、当該テレビドラマの放送、 公衆送信差止を求めるとして、放映禁止の仮処分請求訴訟を起した。
同社は9月28日の村上もとか氏の放映禁止要請に、29日になり制作側の韓国側との契約に何ら問題はないとして、放送を強行する構えを見せていた。
そのため、村上もとか氏が、同社に対して放映禁止の仮処分申請の請求訴訟を起こしたものである。当然、本裁判を前提としている。 朴李(パクリ)文化の韓国にあり、なまじっか版権の使用許可をだしたら、やりたい放題は当然である。日本の常識など通用するお国ではない。
なお、J.ComではDATVの「Dr.JIN」については、放送を取りやめている。
村上もとか氏が連載した『JIN-仁-』は、幕末にタイムスリップした医師の目を通して人間の尊厳を描くなど、熟練したドラマ性から高い評判を呼び、テレビドラマ化(TBS系、大沢たかお主演)されると高視聴率を記録するなど話題を集めた。
本年4月、『JIN-仁-』の版権を持つ?という韓国TVのMBCが「タイムスリップDr.JIN」を制作、ところが、SBSが「神医」として時代設定を変え、別ドラマ仕立てで勝手に先に制作、そのためMBCがSBSに対して「神医」の放送を版権問題も含めて取り止めるよう、内容証明書を送っていたとされる。
版権は、誰が持ち、誰に許可したのであろうか。
韓国側に許可=売却したのなら、版権は、韓国のMBCも持っており、内容が異なるとして、村上もとか氏が騒いでも韓国側に相手にしてもらえまい。また、そのドラマをDATVが日本で放映しても、問題はないと思われる。
但し、村上もとか氏が、韓国のMBCや韓国側の作者となっている者に対して、訴訟を提起しているならば問題が現に生じており、放映することは、日本のコンプライアンスに抵触するものと思われる。
ところで、版権使用許可の条項に、使用にかかわる取り決め事項をこと細かく記載していない限り、村上もとか氏の言い分は通らないと思われる。でなければ版権の許可を与える=売らなければよいのである。
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