アイコン 西日本シティ銀行(福岡)/中間期 減収減益

経常利益が何で下がっているのだろう。金利が下がり、受取利息も支払利息も減り相殺されているはずだ。何か分けのわからない「その他の経常費用」が48億95百万円増加しており、主に当費用が経常利益を落としている。株主の皆さんは何か聞いてみるとよかろう。
因みに「その他の経常費用」の計上額は、2012年3月中間期81億58百万円、今中間期130億53百万円)

同行は中間期について、長期金利の指標となる10年物国債利回りは、6月には9年ぶりに0.8%を割り込む水準に低下した。日経平均株価は、世界経済の後退懸念や円相場が歴史的な円高水準で推移していることを受け、一時は8,300円を割り込み年初来安値を更新するなど低調に推移した。このような環境のなか、当行は、グループ一体となり、専門性の高いサービスの提供とお客さまの利便性の向上に努めたとしている。
同行は、以前は福銀との戦いになると思われたが、仲良しクラブに陥り、今や福銀に果敢に戦いを挑んでいるのは山口銀行(=北九州銀行)である。銀行の規制緩和が更に進めば、同行は、両行の戦いの谷間に埋没する恐れもある。

連結/百万円
経常収益
経常利益
当期利益
12年3月期第2四半期
85,080
24,211
11,842
13年3月期第2四半期
80,863
17,706
9,707
前年同期比
95.0%
73.1%
82.0%
13年3月期予想
154,000
30,500
16,500
12年3月期実績
164,468
42,013
17,972
11年3月期実績
165,123
30,535
53,384
10年3月期実績
170,865
36,233
21,800
13年期予想/12年期比
93.6%
72.6%
91.8%
 
[ 2012年11月10日 ]
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