アイコン 民事再生下のC&I Holdingsがアコーディアの大株主に登場 村上ファンド復活第2弾?

昨年3月12日負債額約52億円を抱え、 東京地方裁判所へ民事再生法の適用申請したC&I Holdings(以前の名はベンチャーリンク、スポンサーの日本振興銀行がズッコケタためコケタ)が、(株)レノ(通称、村上ファンドの出身者や関係者 が多数在籍とされる)と合同会社南青山不動産(南青山の雑居ビル?旧村上ファンド関係者のアジト?)の3社の共同保有者として、アコーディア株式の 18.12%に相当する株式を保有しているという。
(株)レノが代表して、アコーディアに書簡を提出、その書簡内容は、
1、「今回のPGMによるTOBが終了した時点で、PGMとの買付価格を含めた諸条件について交渉(PGMによるデューディリジェンスの受け入れを含む)の場につくことをご表明いただきたいと思っています。」

2、「株主還元策の継続的な実施および明確な基準の策定をお願いいたします。昨年12月3 日に発表された貴社中期経営計画にて連結の配当性向90%を目処とする旨発表されておりますが、配当性向を高めるだけではなく、フリーキャッシュフロー(貴社事業計画上は年間100億円レベル)を最大限に活用して、PBR1倍(または貴社が割安だと考えるレベル)までは自己株取得を徹底的に行っていただくといった骨太な株主還元策を実施されることを希望します。」
 としている。
まるでPGMの片棒を完全に担いでいるようである。
 C&I Holdingsは52億円も世間様に迷惑かけ、民事再生法という法律のご加護下にある会社が、こうした乗っ取り合戦の守銭奴ごっこをしていいものであろうか、民事再生法上は何ら制約はないと思われるが、社会通念上如何なものかと思われる。
 なお、(株)レノなどは、どっちに転んでも莫大な利益を稼ぎ出す村上ファンドの手口が見えてくる。村上氏の息が入っている以上、PGMとの完全なつるみはないと思われるが、今回の案件は桁が大きいだけにわからない点も多い。

(株)レノは三浦恵美氏が代表を務めているが、村上世彰氏のM&A部門を同女史が担当し、村上氏の懐刀であったとされる。そのレノは、ホリエモン+村上ファンドの騒動の時、ホワイトナイトでええ格好した北尾ことSBIホールディングスの株を突如5.85%保有(当時、73億円相当)したことで、村上ファンド復活かと昨年10月週間誌を賑わせていた。

[ 2013年1月17日 ]
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