全国51百貨店会社の121店舗で偽装食材 消費者意識とのズレと結論付ける
日本百貨店協会は26日、加盟する全国の85社のうち、6割に当たる51社で食品の虚偽表示が判明した。
当協会は再発防止策として、テナントとして入っている業者に、産地の証明書提出を求めることなどを加盟各社に要請する方針。こうした内容を28日に消費者庁に報告する。
虚偽表示は、51社の百貨店の店舗内にある計121店で見つかった。内訳はレストランが99店、食品売り場のテナントが14店などとなっている。
当協会は、虚偽表示が広がった背景に、消費者との意識のずれがあったと分析している。
以上。
反省がまったくなってない。偽装食材を、消費者意識とのズレなどいい加減にして欲しいものだ。
例えば、加工成型肉であるサイコロステーキなどは、ディスカウントスーパーに山ほど安価に売られている。これにタレなどで工夫すれば、オリヂナルの高価な食材に化けさすことができる。
肉と加工成型肉とでは雲泥の差があり、ツナギに何を使用しているかは、加工成型肉を造るメーカーにより異なる。加工成型肉は、あくまで肉の加工品であり、肉とは異なるものであることをちゃんと認識すべきだ。
消費者をバカにした日本百貨店協会の見解である。
日本百貨店協会は、百貨店のこうした食材偽装について、今後の対策も含め特別委員会を設置したが、偽装食材は消費者意識とのズレで片付けられたら、たまったものではない。
偽装食材であったと真摯に受け止め、今後の対策を講じるべきではなかろうか。今回は、レストランと食品売り場と限定されているが、おせち料理問題の百貨店はどうなったのだろうか。
日本を代表する一流の顔をして偽装食材、これでは中国以下だ。
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