アイコン 覇権主義の中国 日本領土を大幅に侵害 防空識別圏新設定

今般、習近平中国が設定した領有=防空識別圏と日本の防空識別圏、これまで、日中境界線 とされた大陸棚でのガス田開発は、一方的に中国側が開発、日本政府はその日本側の内側でもなんら試掘・採掘もせず、指を喰わえたままであった。そうしたこ とから、中国政府は、昨年末には、沖縄トラフまで中国領だと一方的に国連に申請するに至っていた。
今般は、日本の領土の尖閣を含んで防空識別圏を設定した。大きく日本の防空識別圏内に喰い込んでいるだけではなく、ガス田開発領域からも大きく日本寄りに食い込ませ、かってに国連申請における領土主張の沖縄トラフ近辺まで設定した。

これは中国政府の覇権主義そのものであり、到底容認できるものではないが、知勇語句は、尖閣諸島を監視する海上保安庁の監視艇・監視機および自衛隊機をいつでも撃墜することを宣言したものでもある。
今後、一触即発で紛争になる可能性が高く、また、これまで両国で境界とされてきた日本側の防空識別圏を完全に略奪することを宣言しており、これらの地域でも空軍機同士による問題が発生する可能性が非常に高くなっている。

習近平はお坊ちゃまであり、胡錦涛と江沢民の権力争いの産物として、胡錦涛の後ろ盾で誕生した国家主席となった人物である。これまで何の成果も出していない。しいて言えば2009年のウルムチ虐殺事件(最大ウイグル人3000人虐殺)の実質責任者と伝えられているが、定かではない。
現在の中国の内政や権力争いからしてみれば、今回の日本に対する覇権宣言により、より保守的な中国共産軍(人民解放軍、特に軍長老)への譲歩、もしくは、軍への取り込みをはかったものと見られる。

 韓国同様、内政が窮地に陥った場合、いつでも尖閣諸島の日本の監視艇や監視機を撃沈・撃墜し、反日暴動のときのように、ナショナリズムを煽る強力な政策を打ち出すものと見られる。
当然、8000万人ともいわれる中国共産党員が、トップである習の命令一つで国民を扇動する役目を果たすことになる。それが宗教と同じ性格を持つ、面構えだけ資本主義化しているものの、体制そのものは50年前・100年前となんら変わらない中国共産党政府の実態だ。

中国が設定した領有=防空識別圏と日本の防空識別圏
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[ 2013年11月25日 ]
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