沖縄へ毎年振興予算3千億円 計2兆4千億円
安倍晋三首相は24日の閣議で、沖縄振興予算を2021年度まで毎年度3千億円台を確保する方針を表明した。25日午後に沖縄県の仲井真弘多知事と官邸で会談し、この予算方針を伝達する。菅義偉官房長官が記者会見で明らかにした。
仲井真氏はこれを受け、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設に向けた名護市辺野古の埋め立て可否を週内にも判断する構えで、移設問題は大詰めを迎える。
首相は閣議で「沖縄が日本経済活性化のけん引役となるよう国家戦略として沖縄振興策を総合的、積極的に進める必要がある」と強調している。
これまでも、沖縄に対する振興予算は大枚付けられてきたが、平成21年度までに2兆4千億円が沖縄に投下される。当然別途予算となる。
沖縄は当資金で産業育成策を取り、将来にわたって自立できる体制・基盤作りが望まれる。自浄能力のない国は、グローバル化した世界にあり、紙切れをいつまでも発行し続けられず、沖縄県もいつまでも宛てにできない。
[ 2013年12月24日 ]
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