アイコン レジャー白書 2013年すでにレジャー人口大幅減少 パチンコ人口は1/3以下

パチスロ 統計2013年の余暇市場は65兆2,160億円となり、前年比0.8%増、4,900億円増と、2002年に0.7%増加して以来11年ぶりのプラスとなった。
ピークの1996年の余暇市場は90兆9070億円だったことから、17年前から2013年までに市場は25兆6910億円の27.3%縮小している。
2012年より増加したのは、特に観光・行楽部門が2年連続して大きく伸び、多くの分野で回復傾向がみられた。年後半における消費増税の駆け込み需要も拡大要因となったと思われる。

昨年は安倍政権誕生で景気が良くなったはずで、レジャー人口が増加していると思われたが、日本生産性本部のレジャー白書によると、レジャー人口は大幅に減少しているという結果となっている。
経済に直結する外食産業が大幅に減っており、消費税増税の影響を受け安くなっていたと思われる。サラリーマンのゆとりであるスナック・バー・クラブでの料飲はランク外となっており、懐の厳しさを物語っている。
昨年は株高で投資家などが押し寄せた百貨店の景気はどこに行ったのだろうか。余暇参加人口は昨年減少しているが、単価が上がったのか、市場は拡大した結果となっている。

また、過去、市場規模30兆円超となっていたパチンコ(パチスロ含)市場は、ピーク人口の1/3以下まで減少しており、警察庁によると、店舗数も1995年の1万8,244店から、昨年は1万1,893店と▲35%の大幅減少となっている。(パチンコ人口のピークは1983年の3140万人)。
金持ちはゆとりが出て大枚をはたき余暇利用、庶民は余暇利用返上となっている。

余暇参加人口
レジャー白書 日本生産性本部版
/万人
2012
2013
増減率
国内観光旅行
5,670
5,590
-1.4%
ドライブ
5,200
4,690
-9.8%
外食(非日常)
5,170
4,470
-13.5%
映画
4,090
3,780
-7.6%
音楽鑑賞
4,000
3,110
-22.3%
ショッピング
3,920
3,690
-5.9%
カラオケ
3,660
3,360
-8.2%
動物園など
3,650
3,500
-4.1%
宝くじ
3,530
3,330
-5.7%
ビデオ鑑賞
3,420
3,120
-8.8%
ウォーキング
3,380
3,120
-7.7%
温浴施設
3,300
3,060
-7.3%
園芸
3,100
2,790
-10.0%
TVゲーム
3,080
2,530
-17.9%
トランプ類
2,570
2,500
-2.7%
コンサート
2,510
2,510
0.0%
スマホSNS
2,450
2,230
-9.0%
ジョギング
2,420
 
バー・クラブ等
2,420
 
帰省旅行等
2,370
2,250
-5.1%
・(注)ジャンルわけがいい加減なところがある。
 
[ 2014年12月17日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索