アイコン 12日韓国・中東MERS 感染4人累計126人 サムスン病院感染者58人に

韓国保健福祉部が12日午前8時発表した新たな感染者は4人 と大幅に減少した。感染累計では126人。うち死亡者は昨日1人が亡くなり、死亡者数は10人となっている。新たな隔離者は昼からの発表となる。4人の感 染者のうち3人はサムスン病院で、も1人は平沢グッドモーニング病院で感染が確認されている。これでサムスンソウル病院での感染者累計数は58人に上って いる。

11日感染が発表された平沢警察署(京畿道平沢市)の警査(巡査部長に相当)は、5月下旬発熱し、6月1日に平沢博愛病院で治療を受け、一時隔離されたが、同病院での検査で陰性、その後、再び体調が悪化し入院、11日感染が確認された(実際判明は10日)。1日は処方で熱も下がり、陰性判定もあり退院していた。 その際、公共交通機関を利用し、病院も転々としていたため、地域社会への感染拡大が懸念されている。いつどこで感染したのかも不明だが、平沢博愛病院では6月1日、感染者が診察を受けたと6月7日発表されている。そのときに感染した可能性もあるが、この警官はその後も病院を転々としていたという。(韓国人は医者を信用していないのか、自ら病院を転々とする習性を持っている。・・・WTOも感染が広がる原因だと指摘している)

韓国MERS 感染者数と経過 
・韓国保健福祉部(省相当)は午前7~10時に前日分を発表しており、当数値はその報告に基づく。参考紙:保健福祉部・朝鮮日報・聨合ニュース・中央日報ほか。累計数値
2015
増加数
感染者数
死亡
発生状況など
5月20日
 
1
 
中東帰国者、11日発熱・発症 
5月22日
2
3
 
中東帰国者の妻と平沢病院患者
5月26日
1
4
 
平沢病院感染者の娘(40代、親を看護)
5月27日
1
5
 
50代医師
5月28日
2
7
 
平沢病院患者と同病院の20代の医療スタッフ
5月29日
2
9
 
平沢病院患者と同病院の30代の医療スタッフ。(スーパー感染者、この35歳の患者を平沢グットモーニング病院経由でサムスン病院が27日(ほぼ、無防備で)救急診察してサムスン内外で感染を急拡大させている)
5月30日
4
12
 
最初に診察を受けた医療スタッフと平沢病院患者3名
 
1
13
 
感染濃厚の中国への渡航者、中国恵州市の隔離病院で感染確認。
5月31日
2
15
 
平沢病院の母(未感染)を見舞った娘と、平沢病院患者(27日、平沢グットモーニング病院経由でサムスン病院に、後に感染する医師対応)
6月1日
3
18
 
平沢病院患者2名と入院患者の家族1名
6月2日
7
25
2
3次感染患者2名、患者5名、死亡は50代女と70代男
6月3日
5
30
 
平沢病院患者4名と別病院入院患者で3次感染1名
6月4日
6
36
 
サムスン病院医師38歳1名、3次感染医師1名、入院患者3名、入院の空軍元士1名
6月5日
5
41
4
通院入院していた患者4名と見舞った空軍曹長が感染、死亡は70代男2人
6月6日
9
50
 
サムスン病院関係5名、平沢病院関係3名(医療スタッフ1名含)、別病院1名
6月7日
14
64
5
サムスン病院10名感染、平沢病院3名、ほか1名、死亡は感染の末期がん患者
6月8日
23
87
6
サムスン病院17名(医療スタッフ3名、入院患者7名、家族7名)、大田市の2病院6名。死亡は80代男性
6月9日
8
95
7
3人サムスン、1人建陽大病院、残り4人はアサン病院、ヨイド聖母病院、翰林大東灘聖心病院関係。死亡はサムスン60代女性患者
6月10日
13
108
9
10人サムスン、(サムスン病院関係計47人)。ほか不明
6月11日
14
122
10
8人サムスン、1人翰林大東灘聖心病院、ほか不明。感染の3名が陰性となり退院、退院累計7人。死亡は10番目の65歳男性。
6月12日
4
126
 
3人サムスン病院、1人平沢グッドモーニング病院 
11日サムスン病院で感染が確認された77歳女性は、これまで感染源とされてきた「緊急治療室ではなく、一般外来患者として初感染者となっている。ウイルスを持った医師やスタッフ・見舞い客が一般外来病棟へ移動し、感染させたものと見られる。4日感染を公表された医師は、スーパー感染者の緊急治療室での診察時、同室にいながら、ノーマークの医師もいた。
隔離対象者 (当日午前までの分を午後発表) 
6月10日午前現在、隔離対象者は新たに547人増の累計3,439人(隔離対象解除者641人含)、現在、医療機関に隔離されている隔離対象者は180人、自宅隔離者は2,618人。感染確認者は死者9人含む108人、うち容態が不安定な人は11人。うち、陽性から陰性になり退院した人4人。
6月11日午前現在、隔離対象者は新たに366人増の累計3,805人(隔離対象解除者314人増の955人含)。これまでに遺伝子検査を受けた2919人のうち、陽性(感染)だった人は4.1%(119.6人と感染者とほぼ合致)だが、感染者は増え続けている。現在の新たな感染者は野放し感染者の可能性(それを裏付けるように隔離対象者が増加か)。感染の軍人1人は陽性から陰性に変わり退院した。
 
 
[ 2015年6月12日 ]
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