アイコン 中国 ギリシャ最大ピレウス港買収へ 一帯一路シーレーン完成か

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中国国有の海運大手がギリシャ最大のピレウス港を買収する見通しとなった。地中海の要衝である同港を足掛かりに、欧州やアフリカへの経済・軍事的な進出を加速する狙いがある。
中国の習近平指導部が推進する広域経済圏構想「一帯一路(新シルクロード)」の重要な拠点となる。

中国はアジア回帰を強める米国へ対抗するため欧州での影響力拡大を急いでおり、各地で中国勢によるインフラ投資が活発になっている。

以上、
中 国は、南シナ海には勝手に九段線を引き、自国領だと主張して、ベトナムやフィリピンと領有権問題を生じさせ、力で実効支配している。その先のインドネシア (政府保証なしで新幹線受注)やタイの軍事政権とは急接近、マレーシアも巨額不正蓄財疑惑の首相を囲い込み共同軍事訓練を実施するなどしている。
パキスタンは、対立するインドとの関係で以前から仲が良く、アフガン攻撃用の巨額の基地使用代を米国や日本から貰い、その資金で中国の最新戦闘機を購入したりしている。パキスタンのグワダル港は中国が80%を出資した港湾、当然、軍事利用も可能としている。

中近東では、イランの港湾を改修しており当然利用権限を得ていると思われる。
  アフリカ東部要衝のジブチでは、米空軍のアフリカ最大のレモニエ基地があるが、その近くに海岸に中国資本で軍港建設の交渉が進んでいる。ジブチ港はすでに中国国営企業に港湾の運営を委託している。
今回、ギリシャ最大の港湾の運営権を獲得することで、一帯一路のシーレーンは完成することにもなる。

中国の失敗策は、インド洋を睨むスリランカ最南端で中国資金により港湾建設が行われていたが、スリランカで政権が変わり、前政権が中国から巨額賄賂を受領していたとして、現政権が中国との契約を破棄して、中国が怒っていた。
その代わり、中国はインド洋のモルディブ共和国に軍事基地建設の交渉を行っている。
国境の線引きとチベット亡命政権問題からインドとは以前から紛争が耐えなかった。そうしたインドを海からも牽制することができるようになる。
中国はアフリカのエチオピアでは、ジブチ港からエチオピアまでの電車を開通させているほか、携帯電話などのインフラ工事を大々的に行い、中国さま様となっている。

西欧にしても、イギリスが中国主導のAIIBでは欧州で一番早く参加を表明、中国製の原発建設でも合意に達している。
ドイツは、VWを筆頭にドイツ系車両メーカーが、中国で年間400万台製造販売している関係などからメルケルと仲良し子良し状態。

 

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[ 2016年1月13日 ]

 

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