人手不足で7月のサービス価格0.4%上昇、37ヶ月連続増加/日銀
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7月、企業向けに提供されたサービスの価格は、人手不足の影響で警備や派遣労働者にかかる価格が値上がりしたことから、前年同月を0.4%上回り、3年1ヶ月連続の上昇となった。
日銀の発表によると、7月に企業向けに提供されたサービスの価格は、平成22年の平均を100とした指数で103.4となり、前年同月を0.4%上回り、3年1ヶ月連続で上昇した。
これは、人手不足の影響で、道路工事などの「警備」や、製造業向けの「派遣労働者」にかかる代金が上昇したこと、また、テレビやインターネットの広告代金が上昇したことなどが主な要因。
日銀は、外国人旅行者の増加でホテルの宿泊代が引き続き値上がりしていることもサービス価格の上昇につながっている。このところ進んだ円高が輸出入にかかる貨物輸送の価格(国際価格がある。量に比例する)などにどう影響していくのか注視していきたいとしている。
以上、
否応なく少子化は将来にわたって労働力の減少を招く、比例して市場も縮小するが、市場は世界経済にも左右され、拡大局面では人手不足が深刻となり、労働コストアップ・派遣のサービス価格負担増となる。
労働者の賃金=コストは企業の労働コストであるが、いつでも首を切れる派遣労働者のコストはサービスコストとなる。
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[ 2016年8月25日 ]
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