アイコン MRJまた引き返し 三菱に技術力はあるのか 単独技術は無理?

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潜水艦のそうりゅうにしろ、H2型ロケットにしろ、国のそれぞれの機関の叡 智が投入され、三菱ブランドなどで開発されてきた。最近の三菱グループ(三菱G)を見ると、自動車では相変わらずの不正と隠蔽工作が明らかになり、重工で は新技術大型コンテナ船が真二つ沈没事件を起こしたり、受注額の2倍超の金をかけ大型客船を完成させる始末。
三菱にそもそも技術力があるのか疑わしい出来事が多すぎる。

三菱航空機(三菱重工子会社)が開発する国産ジェット旅客機MRJが28日、愛知県営名古屋空港を飛び立ち、米国へ出発したが、不具合が見つかって2日連続して引き返した。
原因は、前日と同じ空調システムの不調という。
米国でも飛行試験を始め、遅れている開発を加速させる考えだったが、トラブル続きで今回も出鼻をくじかれている。

MRJは、午後1時ごろ、多くの航空ファンが見つめる中、名古屋空港を離陸。最初の経由地の新千歳空港(北海道千歳市)に向かったが、午後3時すぎに戻ってきた。
同社によると、離陸から約30分後、空調の監視システムの故障を検知。空調自体は動いていたが、原因を調べるため、開発拠点に引き返したという。

空調は、機内の温度や気圧を一定に保つ装置で、飛行中の安全性にかかわる。前日も、離陸後まもなく監視システムの不具合で空調の一部が自動停止する トラブルが発生。数日かかる米国行きには不安があり、飛行を中止した。

調査の結果、空調を監視するコンピューターに故障が見つかり、部品を交換。正常に動くことを確認して28日に再出発したが、また不具合が出た。

同社は、改めて原因究明を急いでいる。ただ、29日以降は天候が悪くなることもあり、次の出発は最短でも数日後になる。
以上、

三菱Gは何年間MRJの開発に当たっているのだろうか(2003年から開発に着手)。当初の計画では2009年に型式認証を受ける予定であった。
ノウハウもなくあくまでも自社の技術でと思い上がった考え方が、今回の問題も引き起こしているようでならない。
MRJは経産省の支援の下(税金投入)に開発されているが、経産省には原発以外技術機関がなく、三菱のほとんど単独開発となっている。
今や三菱は親方日の丸の軍事産業やロケットのような準軍事の国の機関からの技術を受け、受注しており、MRJの開発においては、そうした部門からの人材を集中させるにも限界があったものと見られる。
三菱Gの製造部門は、原発を除き、防衛省やJAXAからの国関係からの受注以外、民間では、韓国の現代へGDIエンジンのライセンス供与や中国へのエンジンや加給機の大量販売でしか利益を稼ぎ出すことができないのだろうか。
振り返ってみても歴史を有する三菱Gならではの著名な技術開発物はなかなか見出せない。

今回のMRJの引き返しは、1度あることは必ず2度あるとはよく言ったものだ。国内で長時間フライトさせ、こうした問題をある程度クリアさせ、米国へ試験飛行を移行させるべきではないだろうか。拙速過ぎる。
三菱自動車は、昨秋、開発が遅れたとして担当開発部長ら2人を首に、とどのつまりが、今年4月燃費不正が明らかになっていた。辞めさせた役員たちが辞めさせられている。

MRJ
帰ってきた・・・・い機
 

[ 2016年8月29日 ]
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