アイコン 議会制民主主義と那覇市民の民意は?② 那覇市議会の正常化はいつ!?

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0826_03.jpg開いた口が塞がらないとは、このことである。「多数決で決まった事をそのまま進める事が、民主主義とは思わない。」と、言って、開き直るオール沖縄の沖縄県那覇市議会の金城徹議長。
多数決で負けるオール沖縄の化けの皮が剥げてきたようだ。もはやハーフ沖縄でさえない。

うちな~ニュース
https://newsi.okinawa/news/economic_politic/2016-08-25-152131

沖縄県那覇市議会の金城徹議長に対する不信任決議案が6月17日の定例会で、自民、公明両党などの賛成多数で可決された。

 しかし、不信任決議が可決されても議長を辞職しない金城徹議長にたいして6月29日の定例会で「金城徹議長の独善的で非民主的な議会運営のあり方を糾弾する抗議決議(案)」が提出され可決された。

 議員の過半数が退席し出席議員が半数に達しなくなった(地方自治法では議員の定数の半数以上の議員が出席しなければ、会議を開くことができない。と定め ている。)が、地方自治法第113条但し書き(通常は災害など議員が被災した事態などを想定した特例処置)により、引き続き議会を行った。

 この、議会制民主主義の根幹を揺るがす事態に発展している那覇市議会の運営に対して那覇市民からも呆れてものが言えないとの声も聞かれてくる。

 8月19日に那覇市議会臨時会が開かれる前の8月12日に、金城徹市議会議長不信任決議に賛成した市議会議員の数名が議長室を訪れ、これ以上市議会を停滞させてはいけないとし「議長選の出直し選挙」を提案したがこれも金城徹議長は拒否。

 不信任決議案の内容の内の一つ、
 「平成28年3月18日に、当局(総務部長)より、市民文化財課の不祥事の報告を受けた後、報告内容が議会全体にとって重要な問題であるにもかかわら ず、議長として、各会派及び議員に対し、情報を共有し対応策を講じる等のリーダーシップを一切とらず、結果として各議員が報告内容を認識するのは10日以 上遅くなった。
 しかも、臨時議会を開くべきかが議題となった各派代表者会議において、「臨時議会をあえて開く必要はない」と発言をした。
 第一報を得た後の対応のまずさ及び臨時議会を開くまでもないと、本問題を過小評価した対応をあわせて考えれば、議長としての適正に疑問を呈せざるを得ない。また責任感が著しく欠如していると言わざるを得ない。」
 に対して「うかつだった」と認めるだけにとどまった。

 8月19日の那覇市議会「臨時会」では、6月に可決された不信任決議・金城徹議長の独善的で非民主的な議会運営のあり方を糾弾する抗議決議を無視し続 け、メディアに対しては「話し合いで解決できる話だ」と語りながらも8月12日の話し合いにも提案を拒否し続ける金城徹議長に対して「辞職勧告決議案」が 知念博議員(無所属)から提出された。

 討論では、反対の立場として湧川朝渉議員(共産党)の反対討論の中で「数の原理をたてにしている政治的争い」「オール沖縄に対しての攻撃」「沖縄の選挙 に勝った民意に反している」と述べ、議会制民主主義を問われている「議長に対する不信任」の援護射撃に「数の原理を持ち出す」複雑なものになった。

0826_04.jpg 賛成の立場として討論した亀島賢二郎議員(なはの翼)は、那覇市議会は今までは与野党関係なく行政のチェック・政策の作成に市民の為に活動してきたが最近は変わって来た。

 奥間亮議員(自民党)は、普通であれば不信任が可決されれば議会を中止し「不信任に賛成」した議員と話し合いをするのが通常であり、無視して議会を続け 8月12日の話し合いでも「非を認めながらも」平行線が続いたので今回の「辞職勧告決議案」を出さざるを得なかったと説明した。

 前泊美紀議員(無所属)は、今までは退席をしていたが、8月12日の話し合いの結果を踏まえ「那覇市議会の正常化」の為に議長選挙を進める為と賛成理由を述べた。

 その後の採決は賛成19・反対14と賛成が不信任決議・抗議決議より1票増え決議された。

 オール沖縄支持以外の議員が全て賛成したかたちになった。

 「多数決で決まった事をそのまま進める事が、民主主義とは思わない。」と議長を続投する金城徹議長は「辞職勧告決議」も無視し続けるのだろうか?

 那覇市議会が那覇市民の声を受け止める事が出来ない状態はいつまで続くのか?

[ 2016年8月27日 ]
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