アイコン 米実業家 ドガ作など400億円相当をオルセー美術館に寄贈へ

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アメリカの実業家の富豪が、フランスの印象派画家ドガの作品など約600点、日本円にして総額400億円相当の美術品をパリのオルセー美術館に寄贈することを決めた。

寄贈されるのは、アメリカの実業家、スペンサー・ヘイズさんとマーリーンさん夫妻(米テキサス州ゲーンズビル出身)が収集してきたフランスの印象派画家、ドガや、イタリア出身の画家、モディリアーニなど、19世紀後半から20世紀前半にフランスで活躍した画家などの作品187点を含め合計で約600点。

ヘイズさん夫妻は、1971年に訪れたパリに魅了され、それ以来、フランスにゆかりのある作品を数多く収集し、これまでに集めた美術品の価値は総額約3億5000万ユーロ(約395億円)に上るという。

しかし、ともに80歳となった夫妻は、みずからの死後、すばらしい作品の数々を大勢の人たちに見てもらいたいと考え、思い出の地、パリにあるオルセー美術館に寄贈することを決めたという。

ヘイズさん夫妻には、10月22日、オランド大統領からフランスで最も名誉あるレジオン・ドヌール勲章が授与され、式典に出席した夫妻は、一部の美術品を寄贈する書類にサインした。

フランスメディアは、今回の寄贈について、第2次世界大戦後、外国人としては最大規模のものだと伝えるなど欧米で大きな話題になっている。
以上、AFPなど参照

日本にもこうした人たちが昔は何人もいて、・・コレクションとして寄贈されている。しかし、今のIT富豪たちは銀座で札をばら撒くことは知っても、文化的な想像力を持つ者はほとんどいない。後はサラリーマン社長でダボハゼ。新興宗教の教主も銭儲けには長けているが、モア美術館などは一昔前の人による。バブル時代に日本へ集まった多くの著名作者の絵画も今や海外へ安価に叩き売られてしまった。

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[ 2016年10月24日 ]

 

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