アイコン 現代自 30万台生産の滄州工場完成 重慶でも完成近し 中国で270万台体制

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習朴蜜月時代に決定した現代自の中国2工場投資、北京汽車と組み30万台生産能力の滄州工場が完成した。
韓国の現代自動車は18日、中国河北省滄州市で第4工場の完工式を行った。
現代自動車グループの鄭夢九会長は、挨拶で「滄州工場の稼動で現代自動車グループは中国で計8ヶ所の完成車工場を通じ年間240万台の生産能力を備えることになった」と述べた。

 また、中国の消費者に高品質の新車を提供していくとした上で、同工場の完工は現代の中国合弁会社、北京現代の新たな飛躍につながると強調した。
 滄州工場は中国4番目の生産拠点として、戦略小型車「ベルナ」やスポーツタイプ多目的車(SUV)など年間30万台の生産を見込んでいる。
 同工場は現代の北京工場に近い、取引のある部品メーカーを活用できるだけでなく、現代の部品物流基地がある天津港に隣接しているため相乗効果を最大化できるメリットがある。
 中国政府のエコ政策を反映し排ガスや排水にリサイクルシステムを導入したほか、299台のロボットによる溶接の自動化率100%を達成した。
 近隣に九つの部品協力企業も共に進出し計約6000人の雇用創出効果が予想されている。
 現代は、中国内陸部の重慶市両江新区で中国第5工場(生産能力30万台)の完工を控えており、来年には中国で年間270万台の生産能力を確保することになる。
以上、

本年の売上台数予想は韓国勢を合計しても230万台+商用車(多くない)となっている。傘下の起亜自工場は現代自とは別(中国では合弁相手が異なり、現代との関係では自由は効かない)
インドマヒンドラが買収している双龍自動車(韓国)10月11日、中国西安市に年20~30万台生産工場を新設すると発表している。
現代自だけでは昨年170万台も売っていないと見られ、キャパ計60万台の新2工場で、現代は何を造るというのだろうか。中国の全自動車販売台数は今年も2桁伸びとなっているが、昨年11月減税から大幅プラスに転じているものの、いつまでこの好調が続くかもわからなくなっている。須磨穂と一緒で、だんだん限界に達し、伸び率は低くなってくる。

 

中国市場における韓国系車の販売台数推移/万台
 
2014
2015
2016
 
台数
前年比
台数
前年比
台数
前年比
1月
17.52
7.5%
15.94
-9.0%
12.39
-22.3%
2月
11.74
11.0%
11.95
0.9%
9.28
-21.7%
3月
14.75
14.0%
16.25
10.2%
15.21
-6.4%
4月
14.27
8.7%
14.62
2.5%
14.22
0.5%
5月
14.31
10.0%
12.90
-9.9%
15.05
16.7%
6月
13.77
4.6%
9.77
-29.0%
14.69
45.5%
7月
12.52
12.3%
8.42
-32.7%
11.10
31.8%
8月
13.10
7.0%
9.62
-26.6%
12.41
29.0%
9月
15.23
11.9%
13.23
-13.1%
15.92
20.3%
10月
14.95
19.0%
15.79
5.6%
 
 
11月
16.16
11.4%
18.02
11.5%
 
 
12月
18.28
25.5%
21.47
17.5%
9月までの累計
年計
176.61
12.0%
167.88
-4.9%
120.27
6.8%
全中国
1,970.06
9.9%
2,114.63
7.3%
1,675.20
14.7%
 ・乗用車の工場出荷に販売台数
 

[ 2016年10月19日 ]
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