アイコン 福岡地下鉄工事道路陥没 インフラ寸断 14日にも復旧だが被害拡がる

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福岡市は9日、福岡市の博多駅前の博多駅前通りで発生した市営地下鉄工事現場での道路陥没事故(8日午前5時半頃)で道路を含むライフラインの仮復旧を14日までに完了する方針を公表した。

停電の影響で休業していた商業施設は一部で営業を再開し、9日夜には下水道も回復した。

市は9日夜までに、水がたまった状態の現場の穴を地表から3メートルの深さまで埋め戻した。水道管や通信ケーブルなどの修復が終われば地表まで埋め戻し、車道と歩道が通行できるようにする。信号機の設置も14日までに間に合わせる予定。

市は、ライフライン事業者や県警などと協議した後、記者団に仮復旧の見通しを説明。安全第一で早い復旧を目指し、24時間態勢の作業を続けるとしている。

現場近くの4棟のビルに対する避難勧告は、1棟で解除、残る3棟も14日までに解除する方針。

現場一帯の停電は、9日午前に解消し、博多駅に隣接するキッテ博多や駅ビル内の博多デイトスは営業を再開。

金融機関のオンラインシステムと現金自動預払機(ATM)も回復した。

下水道は別の排水ルートを造る工事が完了し、市は同日午後8時、周辺への使用自粛要請を解除した。

事故は、市営地下鉄七隈線の延伸工事が原因であり、九州運輸局は2日連続して市交通局に立ち入り検査した。

一方、当道路陥没でライフラインが寸断されたことによる被害も出ている。

陥没現場そばの紙与パーキング(立駐)では、駐車していた人たちが、復旧する14日まで車を出せない状態が続いている。

通行止めになっている一帯のビルの地下の飲食店やコンビニ・薬局も実質営業できない状態が続いている(入るには警官の許可が必要)。

 

JR博多駅に付随する商業施設は本体の商業施設のほか、隣接の地下街や最近できた商業施設「キッテ博多」、多くの店舗を擁するバスターミナルビルも、停電により全日休業や一時休業が続出した。また、飲食店の中には、冷蔵庫が使えず、魚介類を廃棄したり、チェーン店の場合は別店舗へ食材を移送したりしていた。また、営業再開の飲食店でも予約のキャンセルが相次いだという。

現在は、電気やガス、電話、ネット回線など復旧しているが、極一部では電話やネット回線が使用できず、困り果てている旅行会社などもある。

現在も現場近隣の飲食店では、客足も半減しているという。

陥没現場が博多駅周辺だけに日航ホテルなどのシティホテルやビジネスホテルが多く、停電やネット回線寸断で影響を受け、現場近隣のホテルでは大きな影響を受けているという。

以上、

今回の陥没事故は明らかに地下鉄工事によるものであり人災、今後施主の福岡市に対して、補償問題も浮上してくるものと見られる。

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[ 2016年11月10日 ]

 

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