アイコン 博多駅前道路陥没時9人が地下トンネル工事現場にいた 危機一髪で避難

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福岡市は陥没事故について、復旧工事などそのスピードをアピールするかのように情報公開しているが、当時のトンネル内部の写真や作業員への聞き取り結果など福岡市が公表していない資料もある。

陥没直前のトンネル内部の写真では、天井の地盤の一部が落下し、埋め込まれた鋼材がむき出しになっている様子や、地下水が地面にあふれ出している様子を確認することができるという。

また、当時、現場にいた作業員9人は腰の高さまで水が迫る中、避難したということだが、原因の解明に欠かせない当時の写真や作業員への聞き取り結果は公表していない。

福岡市は、国が設置した専門家委員会の報告後に公表するとしている。しかし、国の専門家委員会が中間報告するのは来年3月、全部の調査報告がまとまるのはいつになるかわからない。

福岡市の工事の進め方に問題があったことから、今回の陥没事故は生じており、今後の工事の進め方も含め国の専門家委員会の意見が重要となる。

福岡市は現場を即埋め戻しており、現場検証ができない状態で専門家委員会は各種資料に基づき調査しているようだ。

最初の専門家会議に諮られたとき(平成25年2月)には、すでに福岡市交通局側からの検討資料にNATM工法が明記されていた。市交通局側が九大の長老の権威の先生に事前に打ち合わせしていたものと見られる。

2013年12月3日入札、大成JV落札
2016年8月に大成JV側から岩盤位置が図面と異なり、天井の高さを下げる申し入れ、
2016年8月30日、専門家会議で検討、トンネル天井の高さを90センチ下げることを九大の長老の権威の先生の意見で決定。九大の別の先生2人は異論を発していたことが判明している。
2016年11月8日早朝、地下トンネル建設現場道路陥没

 

作成年月日
平成25 年12 月3 日
入札結果表
名称
福岡市地下鉄七隈線博多駅(仮称)工区建設工事
履行期間
平成25 年12 月5 日~平成31 年3 月15 日
履行場所
福岡市博多区博多駅前二丁目地先~迄 博多駅中央街地先
開札場所
福岡市交通局総務部経理課(電子入札)
入札日時
平成25年12月3日 10時00分
契約予定日
平 成 25 年 12 月 4 日
工事内容
工事延長 L=279.3m
予定価格
10,810,394,000円 (税込価格:11,350,913,700円)
契約金額
10,760,000,000円 (税込価格:11,298,000,000円)
契約者
大成・佐藤・森本・三軌・西光 建設工事共同企業体、代表者:大成建設(株)
ほかの入札者
フジタ・大豊・アイサワ・九州総合 建設工事共同企業体、代表者:(株)フジタ
    入札額
10,810,000,000円(税抜)
入札辞退者
清水・東急・竹中土木・才田 建設工事共同企業体、代表:清水建設(株)
備考、評価値
大成JV:評価値14.5794(技術評価点156.875)
フジタJV:評価値14.4195(技術評価点155.875)
落札率
99.53%
技術提案評価項目
躯体コンクリートの品質確保について
路下工事における工期短縮について
既存構造物の保全対策について
NATM区間の掘進管理について
地場企業への下請計画

 

[ 2016年12月21日 ]
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