アイコン 高浜原発クレーン転倒事故 大成建設暴風警報認識せず 関西電も連絡せず

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0206_15.jpg1月20日、関西電力高浜原発2号機(福井県高浜町)で安全対策工事の準備に使われていた大型クレーンが転倒した事故で、原因を調査中の関電に対し、現場を監督していた元請けの大成建設(東京)が「暴風警報の発令を認識していなかった」と答えていることが4日、関係者への取材で分かったと報道されている。
暴風警報は、事故の約5時間前に出されていた。

関電は事故前に警報に気付いたが、大成建設に伝えなかったという。マニュアルでは風速が30メートルを超すと予想される場合、アームを畳むよう求めており、安全意識の甘さが浮き彫りになった形。管理体制の見直しが求められる。
以上、

福岡市のJR博多駅前で昨年11月8日に起きた地下鉄工事現場の陥没事故で、陥没の兆候を示す数値が事故前日からトンネル内部で計測されていながら、大成建設JVは福岡市に報告しないまま地下鉄工事を続けていたことがわかったと報道されていた。
大成建設JVは昨年8月、(岩盤掘削)工事に問題があるとして、計画より90センチ深く掘るとの申請を福岡市に提出、福岡市は専門家委員会を開催して了承し、以前より90センチ深く掘り進んでいた。ただ、専門化委員会の記録では、軟弱岩盤の可能性を指摘し再調査する必要性を唱えた専門家もいたが、委員長により押し切られていた。

1月20日の敦賀地方の天気予報は曇で風速6メートルと暴風が発令されるにはほど遠い予報であったが、現実には暴風警報が発令され、暴風が吹きクレーンが倒れてしまった。
大成建設のこうした油断は、さらに大きな事故につながる可能性があり、現場所長らは基本に立ち返り、現場を執行する必要があろう。
 

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[ 2017年2月 6日 ]

 

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